2009年10月31日 (土)

トム・トラバーツ・ブルース(Tom Traubert's Blues) トム・ウェイツ(Tom Waits)

【解説】フジテレビの開局50周年記念ドラマ、山崎豊子の『不毛地帯』のエンディング・テーマになったのは、トム・ウェィツの「トム・トラバーツ・ブルース」でした。
しゃがれ声というか、アルコールとタバコで故意に声をつぶしてしまったかのようなあの声。
こういうヒット・チャートとは無縁の古い洋楽が、TVのテーマソングに選ばれるのは、洋楽ファンにとってはうれしい限りです。
さて「トム・トラバーツ・ブルース」は、1976年のアルバム『スモール・チェンジ』からの1曲目に収録された曲で、ロッド・スチャアート他のアーティストにもカバーされた名曲である。
歌詞のサビの部分には「ワルチング・マチルダ」というオーストラリアのフォークソングが引用されている。元々「ワルチング・マチルダ」とは「ワルツを踊るマチルダという女性」という意味ではなく、waltzは「当てもなくさまよい歩く」、Matildaは「放浪者が持つズタ袋」という意味らしい。
それが歌詞の中では、女性で、100人殺した被告人に変わっている。
歌詞は難解で、何を言わんとしているのか、理解するのは難しい。
歌詞に登場する人物は社会の底辺に生きる人たち。
タクシー運転手、車椅子の老人、ストリッパー、酔っ払い、清掃人、夜間警備員、そして野良犬。彼らにおやすみと優しい言葉をかけるトムの暖かい目線を感じる。


トム・ウェイツの他の名曲訳詞 →  オールド55(ol'55)

小銭を持って旅に出よう

                                            by Tom waits

疲れ果てて傷ついてしまった
でも、それは月のせいでないんだ
今になって昔の報いを受けてるだけさ
やあ、また明日会おうよ、ヘイ、フランク金を貸してくれないか
2、3ドルでいいんだ
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダさ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

俺は袋小路に迷い込んだ罪のない犠牲者さ
ここにたむろしている兵隊たちにはうんざりさ
どいつも英語をしゃべれやしない、すべてめちゃくちゃだ
そして俺のステイシー・アダムスの靴はびしょ濡れだ
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダさ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

野良犬は吠え立て、タクシーは不法駐車で道を占拠
やつらも俺のために役立つことはいっぱいあるさ
お前に頼んだんだ、俺を一思いに刺してくれって
やつは俺のシャツを引き裂いちまった
そして今夜、俺はやめてくれって土下座をしてる始末さ
オールド・ブッシュミルをあおってふらふらだ
お前はナイフを土に埋めちまった
お前のシルエットが窓の明りに映しだされる
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダさ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

今じゃ旅の守り神、聖クリストファーにも見放されちまった
昔は彼女にキスをしたんだけど
スロットマシーンはわかってるさ
一匹狼の中国人と冷血漢たち
ストリップショーの女たち
出よう放浪の旅に、ワルチング・マチルダ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

いらないよ、お前の同情なんか
放浪者たちは言ってるよ、今じゃどの街にも夢などありゃしない
おまわりの殺人事件の捜査と記憶を売り物にする亡霊たち
やつらはとにかく目先の手柄が欲しいだけさ
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

どの船乗りにも聞いてみな、看守から鍵を手に入れる方法を
車椅子の老人はたちはわかってるさ
マチルダは被告で、彼女は100人殺したって
逃げたってどこまでだって着いてくるさ
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に

そいつはどこかのホテルに見かけるような
ボロボロの古いスーツケースだな
そして、決して癒えることのない痛み
ここには香水の香りのするプリマドンナなんて居やしない
血とウイスキーのシミがついた古いシャツ
お休み、路上の清掃人たち
火の用心の夜間警備員たち
そしてマチルダにもおやすみ

(NO.133)

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2009年10月 9日 (金)

タイム・イン・ア・ボトル(Time In A Bottle)                 ジム・クロウチ(Jim Croce)

Jim_croce
【解説】ブレッドの「イフ」と同じように仮定法ではじまるラヴ・ソングである。
秋はこういうマイナー調のアコースティクな曲が聴きたくなる。
30歳で飛行機事故で亡くなったジム・クロウチの1973年全米NO1を記録した名曲である。
さて歌詞の内容は、「時間をボトルの中に貯えて、君と将来を過ごすためにとっておきたい」という、悪く言えば浮世離れした、よく言えばロマンティクなラヴソングです。




           ~もし時間をボトルキープできれば~

By Jim Croce

もしボトルの中に時間をとっておくことができるなら
僕が最初にやりたいことは
永遠の時が終るまで
日々の時間をとっておくことさ
それはただ君と永遠の時を過ごせするために

もし日々が永遠に続くことができるのなら
もし呪文で望みを叶えることができるのなら
僕は一日一日を宝物のように貯えるでしょう
もう一度僕は君と一緒に貴重な日々を過ごしたいんだ

でも君がやりたいことをやり遂げるためには
十分な時間があるとは思えないね
たとえ君がやりたいことを見つけたとしてもね
いろいろ考えてみて初めてわかったよ
君こそ一緒に時を過ごしたい人だってことがね

もし僕が叶わぬ望みや夢の入ったを箱を持っていたら
その箱の中身は空っぽかもしれない
君が僕にどう答えてくれたかという記憶の他は
何もないかもしれない

でも君がやりたいことをやり遂げるためには
十分な時間があるとは思えないね
たとえ君がやりたいことを見つけたとしてもね
いろいろ考えてみて初めてわかったよ
君こそ一緒に時を過ごしたい人だってことがね

(NO.132)

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2009年10月 8日 (木)

アーティスト別索引コーナー

newアーティスト別検索を更新しました。sign03

【ア~オ】

アース・ウィンド・アンド・ファイアー    nine
セフテンバー

アズテック・カメラ            postofficeピラー・ツー・ザ・ポスト

                      snowワォーク・アウト・ツー・ウィンター

アメリカ                 heart04金色の髪の少女

アル・スチュアート            catイヤー・オブ・ザ・キャット

アルバート・ハモンド          maple落ち葉のコンチェルト 

                      airplaneカリフォルニアの青い空

イーグルス                xmasふたりだけのクリスマス

                       nightデスペラード(ならず者)


イングランド・ダン&ジョン・フォード   shockシーモンの涙

ヴァン・マッコイ               spaハッスル


ウィザード                 xmas毎日がクリスマスなら  

エア・サプライ              heart03ロスト・イン・ラヴ

エリック・クラプトン            heartいとしのレイラ

                       denimベルボトム・ブルース


                       boutiqueワンダフル・ナイト

オアシス                   bombホワットエバー                   

オーリオンズ               boutiqueダンス・ウィズ・ミー

オールマン・ブラザーズ          rvcarランブリン・マン

オリビア・ニュートン・ジョン         heart02そよ風の誘惑

【カ~コ】

ザ・カスケーズ                  sweat02悲しき雨音

ガゼボ                     sprinkle雨音はショパンの調べ

カラパナ                   waveメニー・クラシック・モーメンツ

                        virgo愛しのジュリエット

CCR(クリーデンス・クリア・ワォーター・リバイバル)  rain雨をみたかい

                                rainフール・ストップ・ザ・レイン

グラハム・ナッシュ              coldsweats01シンプル・マン

グランド・ファンク               ribbonロコモーション

クリス・レア                  clubオン・ザ・ビーチ

                         xmasドライビング・ホーム・フォー・クリスマス

クレイジィー・ホース             wobblyもう話したくない

グレッグ・レイク                xmasアイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス

クロスビー・スティルス・ナッシュ       heart04青い目のジュディー

クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤング   shadowティーチ・ユア・チルドレン

                                                          yachtリー・ショア

グローバー・ワシントン・ジュニア      wineクリスタルの恋人たち

【サ~ソ】

サイモン&ガーファンクル         shoe冬の散歩道

シカゴ                     sun
サタデー・イン・ザ・パーク

ジェシー・コリン・ヤング          virgoソング・フォー・ジュリー          

ジミー・クリフ               sunアイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ

ジミー・バフェット              wine魅惑のマルガリータヴィル

ジャクソン・ブラウン            car孤独なランナー

ジョージ・ハリスン             heart二人はアイ・ラヴ・ユー

                         weepイズント・イット・ア・ピティー

ジョン・セバスチャン            schoolウェルカム・バック

ジョン・レノン               xmasハッピー・クリスマス(戦争は終った)

J.D.サウザー              heartユア・オンリー・ロンリー

シールズ・アンド・クロフツ         typhoon想い出のサマー・ブリーズ

                         upwardrightこの道は一度だけ

シルバー                     karaokeミュージシャン

ジーン・クラーク                chickシルバー・レイヴァン

スタイル・カウンシル              happy02シャウト・ツー・ザ・トップ

スティックス                  yachtボート・オン・ザ・リバー

スティーヴ・フォーバート            heart01ロミオの歌

スティーヴ・ヤング              rvcarセヴン・ブリッジズ・ロード

スーパートランプ               fastfoodブレックファースト・イン・アメリカ

                         rainイッツ・レイニング・アゲイン

セシリオ&カポノ               moon3ナイト・ミュージック

【タ~ト】

ダイアー・ストレイツ               karaoke悲しきサルタン

ダン・フォーゲルバーグ            presentバンドリーダーの贈り物

                           xmas懐かしき恋人の歌

                           shineロンガー 

デイヴ・クラーク・ファイヴ             heartビコーズ

ティモシー・B・シュミット              heart02ソー・マッチ・イン・ラヴ

10CC                        club愛ゆえに


ドゥービー・ブラザース              trainロング・トレイン・ランニング  

トム・ペティ-&ハート・ブレイカー       xmasクリスマス・オール・オーバー・アゲイン

トム・ウェイツ                   carオールド55

トラッシュ・キャン・シナトラ            doorオブスクュリティー・ノックス

トレイシー・チャップマン              rvcarファースト・カー

【ナ~ノ】

ニコレット・ラーソン              heart04溢れる愛

NGDB                     dramaミスター・ボージャングル

ニルソン                  shadow噂の男

ニール・ヤング             heart01オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート

ネッド・ドヒニー               heart01恋は幻               

【ハ~ホ】

バッド・フィンガー              heart03ウィズアウト・ユー

                         rainワォーク・アウト・イン・ザ・レイン

バーティー・ビギンス            movieキー・ラーゴ

ハーブ・ペンダースン            runウェイツ・ミニッツ

ザ・バンド                   heart03同じことさ

                         xmas今宵はクリスマス

B.J.トーマス                                     rain雨に濡れても

ビー・ジーズ                  xmas若葉の頃

ビーチ・ボーイズ                waveガール・オン・ザ・ビーチ

                           yachtユア・サマー・ドリーム

ビグラス&オズボーン               maple秋はひとりぼっち

ビョルン&ベニー                 virgo木枯らしの少女

ビング・クロスビー                xmasホワイト・クリスマス

ファイアーフォール               virgoユー・アー・ザ・ウーマン 

フィービー・スノウ                pen詩人(Poetry Man)

ブームタウン・ラッツ             school哀愁のマンデー


フライング・ブリトー・ブラザース        capricornusコロラド

プリテンダーズ                xmas2000マイルズ

フリードウッド・マック             heart03ドリームス

ブレッド                     artイフ

                          virgoオーブレー

                         toilet愛の分かれ道

プロコル・ハルム               heart青い影

ペイル・ファウンテンズ             goodサンキュー(Thank You)

ヘンリー・グロス                 dogシャノン

ボーイズ・タウン・ギャング           lovely君の瞳に恋してる

ポコ                        lovelyクレイジー・ラヴ(Crazy Love)

ボズ・スギャッグス              heart02ワィア・アール・アローン

ポール・デイヴィス               moon1ク-ル・ナイト

ポール・マッカートニー             xmasワンダフル・クリスマスタイム

【マ~モ】

マイケル・フランクス              buildingアントニオの歌

マイケル・マーフィー             horseワイルド・ファイアー

マシュー・スイート                virgoアイ・ヴィーン・ウェイティング

マドンナ                     yachtラ・イスラ・ボニータ(美しい島)  

ママス&パパス                  event夢のカリフォルニア

マライア・キャリー                xmas恋人たちのクリスマス

ミートローフ                    ng66%の誘惑

ミニー・リパートン                chickラヴィング・ユー 

メイレイ                      diamondビルツ・ツー・ラスツ

モダン・フォーク・カルテット(MFQ)       nightディス・クッド・ビー・ザ・ナイト

【ヤ~ヨ】

U2                       sunニュー・イヤーズ・デイ

【ラ~ロ、ワ】

ザ・ラーズ                   runゼア・シー・ゴーズ

ラヴィング・スプーンフル          aquarius魔法を信じるかい?

ランディー・ヴァン・ワォーマー       cafeアメリカン・モーニング

リィトル・フィート                rvcarウィリン

リズ・カーライル                heart02ワォーター・イズ・ワイド

リンゴ・スター                 camera想い出のフォトグラフ 

レッド・ツェッペリン              dollar天国への階段(Steairway to heaven)

                         sagittarius限りなき戦い


R.E.M                    libraルージング・マイ・リリジョン

ロッキー・バーネット              typhoon愛は風にのせて

ロッド・スチュアート              heart02マギー・メイ

ロビー・デュプリー               night二人だけの夜

ロイ・ブキャナン                 sagittariusメシアが再び

ロニー・ミルサップ             rainスモーキー・マウンテン・イン・ザ・レイン   

ワム!                    xmasラスト・クリスマス

heart

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2009年10月 4日 (日)

ロング・トレイン・ランニング(Long Train Runnin')                      ドゥービー・ブラザース( The Boobie Brothers)

【解説】
マイケル・マクドナルドの加入後、ソウルフルなロックを展開させシティポップ、AOR系のサウンドに変化していったドゥービー・ブラザースであるが、トム・ジョンストンのいた頃の泥臭い南部系サウンドも捨てがたい。
時おり、ギターのカッティングのかっこいいドゥービーの名曲「ロング・トレイン・ランニング」が聴きたくなる時がある。
さて歌詞は、
~連結貨物が長く連なる機関車を、よく眺めていたお前。
愛を失ったお前は、それからいなくなってしまった。
お前は今どこにいるんだろう。
お前がいなくなっても、俺は生活のために、機関車のように
冷たく硬いレールの上を毎日走る続けなければならない。~







          
機関車とお前

                                         by Tom Johnston

ここから半マイルほど先
そこの角を曲がったあたりさ
お前は古い機関車が走っていくのを眺めてる
そしてそいつが見えなくなっちまうまで見守っている
愛を失ったままの姿で

今お前はどこにいるんだろう
愛を失ったまま
俺はルーシーに会ったよ
その線路のあたりでね
ルーシーは家も家族も失くしたって
そうルーシーはもう帰ってこないだろうね
愛を失ってしまったから
今お前はどこにいるんだろう
愛を失って

イリノイ セントラル
サザンセントラル貨物
ママ、急いでくれよ
列車は遅れているんだ
愛を失い
今お前はどこにいるんだろう
愛を失い

機関車のピストンは激しく動き続ける
車輪は何度も何度も回転する
鉄のレールは冷たく硬い
そのレールの上を機関車は
何マイルも走る続けるのさ
愛をなくして
今お前はどこにいるんだろ
愛をなくして
今お前はどこにいるんだろうう

(NO.131)

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2009年9月27日 (日)

限りなき戦い(The Battle Of Evermore) レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)

【解説】マンドリンを使用したロックの名曲「限りなき戦い」。
ジミー・ペイジがジョン・ポール・ジョーンズのマンドリンをいじくっていて、あのリフを思いついたという。
フェアポート・コンヴェンションのサンデー・デニーとロバート・プラントとの掛け合いは、2度と再現できない奇跡の競演である。
歌詞は指輪物語の第三部「王の帰還」のベレンノール野の合戦を題材にしているという。








                指輪物語  ~戦士の休息~

                                                    By Robert Plant

光の女王は弓を手に取り、それから女王は出陣の決断を行った
平和の王子は暗闇を受け入れ、夜の闇を一人で歩いていった


オー、夜の闇のなかでダンスを踊れ
朝の光に合わせて歌うんだ
闇の支配者は今夜権力を手に入れる
そして時は僕たちにすべてを語るだろう

オー、鋤と鍬を投げ捨てろ、今では私の弓と競い合う武器だ

並び合って権力を待っている、すべての中で最も暗い権力を

谷の下方から騎馬隊の悲鳴が聞こえる
私はアヴァロンのエンジェルが現れるのを待っている
東方からの来光を待っているのだ

その谷に育つリンゴは幸福の種をつけるという
手厚い手入れによってその土地は肥え
そのことを人々は忘れない、忘れない
オー、夜の闇のなかでダンスを踊るんだ
朝日に向かって歌うのさ

リンゴは茶色や黒色に変色し
専制君主の顔は赤いままだ

オー戦争は繰り返し行われる、君の剣を手に取り、放つ
空は善と悪に満ち溢れてる、人は決してそれを知らない

夜は長い、時間のビーズはゆっくり過ぎる
日の出の明るさに眩んだ目は、東の来光を待っている

戦いの最中の痛みは戦いの終った後の悲しみよりましだ
太鼓の音は城郭を揺るがし、リングの生霊は黒い馬に跨る

君の弓を挙げるように歌え、前よりも真っ直ぐに射るんだ
顔を冷たく照らす夜の篝火は、何の慰みにもならない

夜の闇の中でダンスを踊れ、朝日に向かって歌え
魔法の呪文が金色で書かれている、均衡を取り戻すために
取り戻すんだ

とうとう太陽は輝き、青い雲はちぎれ
闇のドラゴンから炎があがり、太陽の光は彼らの目をくらます

オー、取り戻すんだ、取り戻すんだ
(NO.130)

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2009年9月23日 (水)

セフテンバー(September)                       アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth,Wind & Fire)

Earthwindandfireseptember7inchsingl

解説】曲を決める際に私なりのポリシーがあり、季節感を大切にしたいということ。
現在、秋の特集と銘打ちながら、なかなか秋の洋楽が思いつかない。
今回は、ストレートにタイトルから秋、アース・ウィンド・ファイアーの「セフテンバー」。
1979年全米ビルボード8位、ディスコ全盛期の名曲でした。
さて、歌詞は愛の醒めた12月に、愛の芽生えた9月21日の夜のことを思い出して、という内容。





9月21日の思い出

                                 By Maurice White

9月21日の夜を覚えてる?
愛は思わせぶりのあなたの心を変えていったの
おまけに憂鬱な雲のような気分は追い払ってくれたわ

あの頃私たちのハートは高鳴っていたね
魂の底から歌声を上げるような高いキーだったね
私たちが、夜中じゅう踊っている間に
星たちがどうやってこっそり姿を消したかも覚えているほどよ

あなたは覚えているかしら?
9月に一緒に踊ったことを
あの日は曇ってはなっかったね

私の思いはあなたと一緒よ
あなたの手を握りしめるわ
あなたを知るためあなたのハートも一緒にね
下ネタと愛だけだったけれど
どのように愛が芽生えたか思い出して

今は12月だけど、9月に分かち合ったあの愛を思い出すわ
下ネタと愛だけだったけれど
私たちは今も真の愛を分かち合っていることを思い出して

あなたは覚えているかしら?
9月に一緒に踊ったことを
あの日は曇ってはなっかったね

あなたは覚えているかしら?
9月に一緒に踊ったことを
ゴールデン・ドリームは輝いた日だったね

いくつかのベルは鳴り響いてた
私たちの魂は歌声をあげて
あなたは覚えている、曇りでなっか日のことを

(NO.129)

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2009年9月13日 (日)

ルージング・マイ・リリジョン(Losing My Religion)                       R.E.M

【解説】マンドリンの名曲シリーズ。ロッド・スチュアートのマギー・メイ」、スティックスの「ボート・オン・ザ・リバーから中断していたので、再開。
R.E..Mの「Losing My Religion」です。マンドリンの伴奏が軽快な名曲ですが、歌詞は意味不明なところが多い。
"Losing My Religion"は「宗教を捨てる」ではなく、"Lose my temper"と同義語だという説もあるので、「平常心を失う」ととらえた。
自分に振り向いてくれない片思いの彼女に、自信をなくす自分。
いろいろ努力するが、うまくいかない。
彼女が笑ってくれた気がした、彼女に好意がある気がしたけど。
でもそれは夢だったんだ。
「宗教からの離脱の歌」と思いきや、ただの「失恋の歌」でした。




         ひと言多い僕

オー、人生というのは、大きいものさ
君の存在よりずっと大きいのさ
そう、君と僕では違うけどね
僕の行こうとしているところへは長い道のりさ
君の目から見ても遠いところさ
おっといけない、言い過ぎっちまったな
やっちゃったな

そこの隅っこにいるのが僕だよ
スポットライトが当たっているのが俺だよ
(僕の存在に気づいてくれよ)
僕は自信を失いそうだよ
君に合わせようとしてるんだけど
僕にできるかどうか分かんないけどね
おっといけない、言い過ぎっちまったな
いや、言い足りなかったかもしれないけど

君が笑っているのが聞こえたと思ったんだ
君の歌が聞こえたと思ったんだ
君が僕を好きになろうとしている兆しが見えたと思ったんだ

起きてる間中、ぶつぶつ一人言をつぶやく度に
僕は懺悔の言葉を口にしている
君から目を離さないようにしてるんだ
傷ついて道に迷った目の見えない馬鹿な男のようだね
おっといけない、言い過ぎっちまったな
やっちゃったな

こう考えよう
時代が手がかりになるのさ
こう考えよう
自分が自分に屈服するような過ちを犯したってことさ
こんな夢物語がすべて実現したらどうなるかって
また言い過ぎっちまったな

あんたが笑っているのが聞こえたと思ったんだ
あんたの歌が聞こえたと思ったんだ
君が僕を好きになろうとしている兆しが見えたと思ったんだ

でもそれはただの夢だったんだ
頑張って、泣いて、飛んで、また頑張ったんだけど
それはただの夢だったんだ
ただの夢さ
ただの夢さ、夢さ

(NO.128)

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2009年9月 5日 (土)

ロンガー(Longer) ダン・フォーゲルバーグ(Dan Fogelberg)

【解説】秋にあうセンチメンタルな曲を1曲紹介。
ダン・フォーゲルバーグの1980年アルバム『Phoenix』から「ロンガー」。
地味な曲だが全米チャート2位まで上がりました。
このロマンチックな曲をダン・フォーゲルバーグはマウイ島でハンモックに寝そべりながら星を見上げて一晩で仕上げたという。アコースティック・ギターの調べがやさしく、メロディだけでなく、詞がまた良い。このあとダンは大傑作の『イノセント・エイジ』を発表することになる。
【ダン・フォーゲルバーグのその他の曲】
バンドリーダーの贈り物  
懐かしき恋人の歌
曲はもちろんのこと、詞も一読の価値あり。



     ~長~く、深~く愛して~

                            By Dan Fogelberg

海に魚が棲息し始めた時より長く
空高く飛び立つどんな鳥より高く
天上に星が輝き始めた時よりも長く
僕はずっと君を愛して続けてきた

どんな険しい山にそびえ立つ聖堂より強く
どんなに立派に育った木よりも誠実に
どんな原生林よりも深く
僕は君を愛しているよ

冬には僕が暖炉に火をつけよう
春には君が恵みの雨を呼ぶだろう
秋と冬は避けて飛び立とう
愛というふたりの翼で

長年の間に火の勢いが弱まるように
僕たちの人生の台本の一行が燃えていく
修復したひび割れやページは黄ばみ始めても
僕は君を愛し続けるだろう

海に魚が棲息し始めた時より長く
空高く飛び立つどんな鳥より高く
天上に星が輝き始めた時よりも長く
僕はずっと君を愛して続けてきた
僕は君を愛しているよ

(NO.127)

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2009年8月29日 (土)

愛の別れ道(Baby, I'm-a want you) ブレッド(Bread)

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解説】秋になると切ないセンチメンタルな曲が聴きたくなる。
爽やかなギターのイントロから始まる、ブレッドの「愛の別れ道」が聴きたくなるのだ。
1972年の「Baby,I'm -a want you」からのタイトル・ソングで全米3位まで上った、アルバムの中にはシングル曲として「涙の想い出(Everyting I Own)」、「ダイアリー(Diary)」もトップ20位内を記録し、アルバム自体も全米3位を記録しグラミー賞にもノミネートされました。
さて歌詞の内容は、一見するとラヴコール・ソングに見え、「別れ話」は見当たらないが、”And made me cry”のフレーズで別れたことが想像できます。
洋楽にはよくあるパターンで、別れた女性への「カムバック・ラヴ・ソング」でした。

その他とりあげたブレッドの曲は「イフ」、「オーブレー」があります。
どれも負けず劣らず、美しいセンチメンタル・ソングです。
デヴィッド・ゲイツは稀代のメロディー・メイカーでしたが、才能はブレッド時代で尽き果てたのでしょうか。

               ワォンチュー

                           By David Gate

べイビー、君が欲しい
べイビー、僕には君が必要さ
君は胸が痛くなるほど大好きな
たった一人の大切な人なんだ
たぶん僕の頭はおかしくなってるよ
でも君なしでは生きてゆけないんだ

君の愛と愛情は
僕の道標さ
僕の暗闇の中から抜け出せるよう手助けをしてくれる
導きの光のようだ
最近僕は祈りを捧げているんだ
君がいつも僕のそばにいてくれますようにと

かつて僕の人生は感情の変化もなく
ただ通り過ぎてゆくだけだった
でも今は四六時中、僕の感情は揺れ動いてる
本当にそれがなぜだかわからない

最近僕は祈りを捧げているんだ
君がいつも僕のそばにいてくれますようにと

かつて僕の人生は感情の変化もなく
ただ通り過ぎてゆくだけだった
でも君が現れてからは、僕は笑えるようになった
そしてそれは涙に変わった‥‥‥
君はそのわけを教えてくれたけど

べイビー、君が欲しい
べイビー、僕には君が必要さ

オー、君と出会うまでにそんなに時間がかかったのに

べイビー、君が欲しい
べイビー、僕には君が必要さ
(NO.126)

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2009年8月27日 (木)

秋はひとりぼっち(Forever Autumn) ビグラス・アンド・オズボーン(Vigrass And Osborne)

【解説】センチメルな秋です。ご当地ではさっぱり受けないが、なぜだか日本にだけ売れた洋楽がある。たとえばアルバート・ハモンドの「落ち葉のコンチェルト」とか、イングランド・ダン&ジョン・フォードの「シーモンの涙」など。どちらもセンチメンタル系な楽曲である。
そしてこれも負けず劣らず、タイトルからセンチな洋楽です。
1972年のビグラス・アンド・オズボーンの「秋はひとりぼっち」
元々CMソングだったものに、ポール・ビグラスが詞をつけてデュオで歌った。
現地ではまったくヒットしなかったのに、なんと72年のオリコン・チャートで堂々の2位である。よほど日本人は、センチな胸キュンソングが好きなのだろう。(わしも大好き)
後に、元ムーディー・ブルースのジャスティン・へイワォードが1978年にヒットさせている。(UKシングル・チャート5位)
さて詞の内容も滅茶苦茶センチです。
秋になると、秋が好きだった彼女のことを思い出す。でも彼女はここにいない。
鳥のように暖かい南の空に飛んでゆきたい。
俺の人生は永遠に続く哀しい秋だ。

        ~秋はひとりぼっち~
                                        By Paul Vigrass

歳月が経つにつれて、夏の日差しは翳ってゆき
そして暗い日々がやって来る
冬の風はいっそう冷たいだろう
今はもう君はここにいないんだ

秋の空、南方に飛び立つ鳥たちよ
一羽、一羽と姿を消してゆく
僕も鳥たちと一緒に飛び立ちたい
今はもう君はここにいないから

木々の間から漏れ聞こえる歌のように、あなたは僕を愛してくれた
風に舞う落ち葉のように、あなたは消えてしまった

秋の黄金のガウンを纏った森の中を僕たちはよく歩いたものだね
あなたはいつも1年の中でこの季節を愛した
あの時の落ち葉は今もそのままだ
もうここに君がいないから

木々の間から漏れ聞こえる歌のように、あなたは僕を愛してくれた
風に舞う落ち葉のように、あなたは消えてしまった

穏やかな雨は僕の疲れた目に降り落ちる
まるで孤独な涙を隠してくれるかのように
僕の人生は永遠に続く秋のようだ
もうここに君がいないから
(NO.125)

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