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2008年7月13日 (日)

Dreams(ドリームス)    -FleetWoodMac -

                         ~ベストセラーの裏の愛憎劇~

                                                                 by Stevie Nicks

あなたはまたここから出て行くのね

あなたは自由が欲しいって言っていたよね

じゃあ、あなたを縛り付けてきた私は何なの

唯一正しい方法は、あなたは感じるままに演奏すればいいのよ

でもその音色をよく聴いてみてよ、あなたの寂しい音よ

心臓の鼓動のような音色、・・・・それがあなたをおかしくしてるのよ

静けさのなかで、あなたが手に入れたものを思い出して

そしてあなたが失ったものを・・・

そう、あなたが手に入れたもの・・・

あなたが失ったものを

雷は雨が降っている時にだけ起きるものよ

ミュージシャンは演奏しているときだけあなたを愛するのよ

ねえ・・・女のひとはね・・・最初はあなたに寄って来るけど、また去って行くわ

そのとき雨があなたを綺麗さっぱり洗い流してくれるよ・・・あなたもわかってるでしょ

私もまたここから出て行くわ、水晶占いでもやってみるわ

私の将来は自分で見極めたいわ

私だけなのよ、あなたの夢を包み込んであげたいと思っているのは・・・

あなたに他人に売り与えるだけの夢があるの?

それは一人になりたい夢・・・

心臓の鼓動のような・・・・それがあなたをおかしくしてるのよ

静けさのなかで、あなたが手に入れたものを思い出して

そしてあなたが失ったものを・・・

そう、あなたが手に入れたもの・・・

あなたが失ったものを

雷は雨が降っている時にだけ起きるものよ

ミュージシャンは演奏しているときだけあなたを愛するのよ

ねえ・・・女のひとはね・・・最初はあなたに寄って来るけど、また去って行くわ

そのとき雨があなたを綺麗さっぱり洗い流してくれるよ・・・あなたもわかってるでしょ

【解説】

1977年発売のアルバム「Rumours」は31週間に渡って全米1位に輝き、1700万枚といわれる史上空前のセールスを記録した。

さらに1978年にはこのアルバムはグラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得している。一時的なベストセラーアルバムでなく、ビートルズのようにスタンダード化し累計3,000万枚以上の売上を記録し、List of best-selling albums worldwideに掲載されているという。

このアルバムが奇跡的なことは、単なるセールスの記録的なことだけでない。それはメンバーの2組の男女関係が崩壊していく過程の最悪の状況の中で製作されたアルバムだということだ。

このアルバムの背景にそういうドロドロした男女関係が存在していることは、発売当初知る由もなかったが。70年代末期リードフリード・ウッドはFMラジオでよく流れていて、クリスタル・ロックとか呼ばれていた。サウンドがクリアなことから来ているのか、ジャッケ写真で水晶玉が出てくることからか知らないが。

ライヴでは、アルバム「タスク」の発売後の来日コンサート(大阪)に駆けつけた記憶がある。スティービー・ニックスは、ジャケット表紙のひらひらしたレースのような衣装を羽織っていたが後ろの席で妖精の顔をよく拝むことはできなかった。リンジーが裸足で床に転がりながらフィンガーピッキングでギターをかき鳴らしていたのが印象的だった。

今このアルバムに入っている歌詞を読み解けば、男女の別れを告げる辛らつな応酬が繰り広げられていたのだ。この「Dreams」は、8年間付き合ってきたリンジーが女を作って出て行ったのに対して、スティービーがあてつけに送った曲だ。メンバーの2組の元カップルはスタジオでも私語を交わさず、プライベートなコミニュケーションは楽曲の歌詞を通していたということから、「Rumour(噂)」というアルバム名がつけられたといわれている。

"Thunder only happens when it's raining"(お前が浮気するから、雷が落ちるんや)

"Players only love you when they're playing"(ちやほやされるのはステージで演奏している間だけやで)

"When the rain washes you clean...you'll know"(頭冷やさんかい。。。わかっとるやろ)

スティービーの「Dreams」に対しリンジーは「Go your Own Way」で返答した。

"Loving you isn't the right thing to do"(お前を愛してきたのは間違いやったわ)

"You can go your own way"(お前はお前の道を行ったらええで)

リアルすぎる、ステージで演奏するたびに、こういう応酬が繰り広げられていたとは、ほんまにミュージシャンて大変やね(いつの間にか関西弁になってしまいました)

(NO.24)

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コメント

Go your Own Way 大好きですが、
そーゆー歌やったんか!!
これまで、人生の応援歌ような歌だと思っていました・・・

投稿: らーぱぱ | 2013年3月17日 (日) 11時06分

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