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2008年8月23日 (土)

青い影(Whiter Shade Of Pale)       プロコル・ハルム(Procol Harum)

【解説】この壮重な雰囲気の名曲は、イギリスのロックバンド、プロコル・ハルムの作品で1967年にUKシングルチャート7位、全米で5位を記録している。ジョー・コッカー、サラ・ブライトンマン他、世界中で数々のシンガーにもカバーされ、まさに時代を超えた名曲である。日本でも洋楽にまったく興味のない人でも、あのイントロを聴けば解るはず、そうダンスホールのチーク・タイムに流れていたあの曲です。これ1曲での印税も巨額になるはずで、バンド・メンバーで共作者のマシュー・フィッシャーとゲイリー・ブレッカー、作詞家のキース・リードの間で著作権をめぐる裁判が続いたとか。イントロのハモンド・オルガンによる壮重な曲想は、バッハのカンタータ140番「Sleepers Awake」からインスパイアされたと言われている。プロコル・ハルムはマシュー・フィッシャーがオルガン、とゲイリー・ブレッカーはピアノとボーカル、キース・リードは専属詩人というメンバーである。

さて専属詩人キース・リードが書いた詩だけに、ギリシャ神話用語がでてきて難解だが、よく読むと内容は実につまらない。「青い影」とは船で一緒に飲んでいた彼女が、酔っ払って顔面蒼白になった様のこと。男は酔った女をものにしようと逃げる女を追いかけ、「君は人魚さ」って口説く。訳の解らない理屈を説く、「ケツが前についてるなら、汚いものもクリーンなんだ」(なんのこっちゃ)。やがて男は女をものにし、潜水艦のようにベッドへもぐりこむ。

~顔面蒼白の女を口説く方法~           By Keith Reid

俺は軽めのファンダンゴを踊って飛び跳ねていたら

カートにぶつかってフロアの向こう側へ押しやってしまった

ちょっとした船酔いのような気分だぜ

でも見てるやつらは、もっと踊れと俺をはやし立てる

部屋の中は騒がしくなってきた

天井がどこかへ飛んでいきそうだぜ

俺たちがもう一杯って大声で注文すると

ウェイターはトレイを持って来たぜ

 

そうなんだ、えらく遅い時間だったんだが

粉屋の親父が長話を始めたせいだよ

彼女の顔は、最初幽霊のようだったんだが

みるみる蒼白い影のような色になっちまったんだ

 

彼女は言った「理由なんかないわ、真実は火を見るように明らかよ」

でも俺はトランプ遊びに興じていたが、カードの手を止め

席を立とうとしていた彼女を引き止めたんだ

彼女を※16人のヴェスタルの処女の中の1人のようにさせるわけにいかないからね

ヴェスタの処女たちは海岸へ帰ってしまうんだ

そして俺の目は見開いているのに、眠っている状態だったのかもしれないね

※ヴェスタルに仕え祭壇の聖火を守った処女の1人(非常に貞淑な女の例え)

そうなんだ、えらく遅い時間だったんだが

粉屋の親父が長話を始めたせいだよ

彼女の顔は、最初幽霊のようだったんだが

みるみる蒼白い影のような色になっちまったんだ

 

彼女は言った「私は上陸休暇をもらって家に帰っているの」

でも実際は俺たちは海の上にいるんだぜ

だから俺は彼女を姿見のそばに連れて行って

そして海にいることを無理やり納得させたんだ

俺は言った「君は人魚に違いないよ、

そいつはネプチューンを背中に乗せて誘い出したんだ」

でも彼女は俺を見て悲しげな微笑みを浮かべたんだ

だからすぐに俺の怒りは収まったんだ

 

もし音楽が愛の糧であるのなら

笑いは愛の女王様さ

そして同じように、もし尻が体の前についているというなら

本当は汚いものが、綺麗だってことになるさ

そのとき、俺の口は段ポールのようになって、俺の頭の中を真っ直ぐに貫通し

するっと突き出したようだった

だから俺たちは、潜水艦が急速潜行するように

ベッドに直行し、海の底で愛の攻撃を開始したんだ

(NO.37)

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