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2008年9月27日 (土)

アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ(I Can See Clearly Now)                 ー ジミー・クリフ -

【解説】キムタクのドラマ『エンジン』のエンディング曲にもなっていた。『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と並ぶレゲエで全米一位を記録した名曲。ジミー・クリフの歌だが、オリジナルはジョニー・ナッシュで72年全米1位を記録している。

                        ~雨上がりの青空~

                                                                By Johnny Nash

雨はあがったと俺にははっきりわかるぜ

俺の行く手を遮るものはすべてお見通しだぜ

俺を憂鬱にさせてきた暗い雲は行っちまった

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

 

オーそうだよ、やったぜ、今や苦しみはなくなった

いやな気持ちはすべて消えちまった

ほら、ずっと待ち焦がれてきた待望の虹が出てるよ

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

 

あたりを見回してみな、青空以外に何もないぜ

真っ直ぐ前を見てみな、青空以外に何もないぜ

(NO.46)

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2008年9月23日 (火)

落ち葉のコンチェルト(For the peace of all mankind) -アルバート・ハモンド-

【解説】30年以上経っても、落ち葉のシーズンになると想い出す曲がある。中学生のころラジオから流れる洋楽に心ときめかせていた頃。レコードを買う金もない俺は、ひたすら洋楽のヒット曲をテープにエアチェック(録音)していた。日本版のタイトルは「落ち葉のコンチェルト」、アーチストは「カリフルニアの青い空」で日本でも一躍有名になったアルバート・ハモンドだった。ピアノの美しいイントロから、日本人好みの叙情メロ、"Foe the Peace"と盛り上がるサビの部分まで、今でも頭の中にメロディーが染み付いています。

たまたま3年ほど前、レコード屋でアルバート・ハモンドの2枚セット復刻版(「カリフォルニアの青い空」を含む)を見つけ、2枚目の「The Free Electric Band」の中に入っていました。でも「For the peace of all mankind」が「落ち葉のコンチェルト」だったと、帰って聴いて始めて知った私でした。

さて歌詞は、「人類の平和のために」とジョン・レノンか?と間違えるような大袈裟なタイトルですが、内容は全然違って、情事の相手に逃げられて、雑念を振り払おうとする男の話です。(相手に逃げられて、出て行ってくれもないやろうけど) 訳詞上はPeace=平和でなく「安心、平穏」だと解釈しましたが。

アルバート・ハモンドのHPには女優のテリー・ムーアのために書いたとされていますが、彼女とそういう関係にあったということなのでしょうか。(どうでもええけど)       どちらにしろ、落ち葉とか秋の情景にはまったく関係がないということですが、この曲調から「落ち葉のコンチェルト」という日本盤タイトルを思いついたレコード会社の人はすごい。この美しい曲が日本でしかヒットしなかったのは、やはりタイトルのネーミングの違いなのでしょうか。

                     ~落ち葉と人類の平和のコンチェルト~

                          By Albert Hammond, Mike Hazlewood

お前はひどく俺を夢中にさせたんで
俺の頭の中はひとつのことで一杯だった
あの時には一晩の情事は必要だったんだ
おはよう、さよなら、挨拶や詮索するような質問ごとなんか必要なかったんだ
そんなことは、はっきり理解してたはずさ
でも君がいい人かどうかわからなかったけどね

安らぎのために、俺の心の安らぎのために
すべての人の安らぎのために
出て行ってくれ、お願いだ、出て行ってくれ
俺の頭の中から消えちまってくれ
寝室のドアを閉めて出て行ってくれ
そうすりゃ、すべて昔のままさ

あんまりだぜ、早すぎるぜ、ひどすぎるぜ
1週間経たないうちに俺にこんな仕打ちかよ
もっと早く行動していたら
そんな悲惨な日は訪れなかったかもしれないよ
君がこっそり電話番号をメモ書きしてはいないかと
おれは辺りを見回したよ
でもお前が残したものは、指紋と想い出だけだった

安らぎのために、俺の心の安らぎのために
すべての人の安らぎのために
出て行ってくれ、お願いだ、出て行ってくれ
俺の頭の中から消えちまってくれ
寝室のドアを閉めて出て行ってくれ
そうすりゃ、すべて昔のままさ

(NO.44)

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2008年9月20日 (土)

クレイジー・ラヴ(Crazy Love)              -ポコ(Poco)ー

【解説】ポコはウェスト・コーストというよりカントリー・ロックに近い。源流はバッファロー・スプリングフィールドに遡る。イーグルスの歴代ベーシストが在籍したことでも有名な、歴史あるグループです。歴代のメンバーは目まぐるしく代わったけれど、ポール・コットンとラスティ・ヤングが不動のメンバーで、曲作りもも2人によります。「クレイジー・ラヴ」は、79年のヒット作で全米17位までのぼったアコースティックな美しい曲です。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは7週連続1位になったそうです。(下の禿げ親父が作者のラスティ・ヤングです)。ラスティ・ヤングの曲では同名のアルバムに入っている「シマロンの薔薇」も名曲です。

                          ~狂った愛~

                         By Rusty Young

今夜、俺は彼女との関係を断つつもりだ
君は待ってて会ってくれるよね
私は自分の心を閉じ込めることはできないよ
薄れゆく記憶のなかに

俺が彼女より上だと思うようになれば
この傷ついた心は修復するだろう
俺は彼女の名を聞き、泣かねばならない
涙がまた流れてくる

いつだってそれは偶然さ
私の狂ったような愛は
私の心のなかに絡みつき
振りほどくこともできないよ
オー、オー、狂ったような愛よ
アーアー、ハーハー

夏の夜空に星の数を数えてみる
そいつは音もなく流れ落ちるんだ
君は聞こえないふりをするんだろう
涙のしずくが流れ落ちる音をね

今夜、俺は彼女との関係を断つつもりだ

(NO.43)

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2008年9月18日 (木)

イフ ( IF  )           - ブレッド(Bread) -

【解説】「イフ」は70年代初期の曲ですが、今だにCM、BGM、ドラマの挿入歌などに使用されています。曲名は知らなくても、耳にしたことがあるでしょう。71年に全米4位にまで上ったブレッドの不朽の名曲です。ブレッドはこの曲以外にも、「Make It With You」、「Baby I'm Won't You」、「Everyting I Own」、「Diary」、「Guitar Man」などのセンチメンタルな日本人好みのヒット曲満載です。すべてデヴィッド・ゲイツの作曲で、稀代のメロディー・メイカーでした。 (70年代以降は尽きたみたいですが)

こういった音楽はその当時、ウェスト・コースでもなくソフト・ロックというジャンル分けをしていました。さて歌詞は仮定法を使った、ロマンティックなラヴソングです。

              ~愛の仮定法~                                                             

                            By David Gate

もし一枚の絵画が千の言葉を描くのなら
僕は君を絵に描いてみせるよ
言葉では言い表せない君の姿を
僕が解るようになってきた君の事

もし一人の名士が千の船を出航させるのなら
僕はどこに向かったらいいのだろう
僕には君以外に寄るべき港はないのさ
僕に残されたものは君だけさ

そして僕の人生に対する熱情が乾いて干からびきたときは
君は僕の元にやって来て、僕に潤いを注いでくれるよね

もし、一人の男が同時に2つの世帯を持つことができるとしても
僕は君と一緒にいるだろう、今日も明日も
君のそばでずっと居るよ

もし地球が自転しなくなるとしたら
だんだん回転が遅くなり自転が止まり
やがて世界は死滅するとする
そうなったら僕は最期の時を君と過ごしたい
そして世界が終末を迎えたとき

ひとつひとつ、星は砕け消え去り
君と僕なんか簡単に宇宙の彼方に飛んでゆくだろう

(NO.42)

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2008年9月15日 (月)

イヤー・オブ・ザ・キャット(Year Of The Cat) - アル・スチュアート -

【解説】SSW(シンガー・ソング・ライター)系でも、ウェスト・コースト系とブリティッシュ系とは確かに異なります。ウェスト・コースト系はかっらと晴れて爽やか、ブリティッシュ系は哀愁を帯びたメランコリーさが特徴。アル・スチュアートもまさにブリティッシュ系SSWの典型です。この「イヤー・オブ・ザ・キャット」は、アル・スチュアートの代表作でもあり、名曲です。ヒプノシスの製作した猫づくしのイラスト・ジャケットも、タイトル曲のイメージを印象付けます。イントロのピアノから始まり、間奏のギター・ソロ、ストリング・アレンジ、サビの部分のサックスと完璧なアレンジです。ちなみにプロデュースはあのアラン・パーソンズです。77年に全米8位にまであがりました。さて歌詞は、幻想的なメロディーと同様、猫の年にタイムスリップした男が、猫女(ジャケットから勝手に想像)に連れられて一晩中夜の街を彷徨うという内容。ボガード、ピーター・ローレは映画『カサブランカ』に出てくる俳優。

              ~猫の年にタイムスリップ~   

                                                                         By Al Stewart

ハンフリー・ボガードの映画に出てくるようなある朝に

時間を逆戻ったような時代のある国で

君は犯罪捜査について考え込むピーター・ローレのように

人ごみの中を歩いている

 

彼女はシルクのドレスを身に着けて、太陽の中から抜け出しやって来る

まるで雨で水色ににじんだようなドレス

君は彼女に説明を求めなくていいよ

彼女はすぐに君に説明するだろうから

猫の年にやって来たことを

 

彼女は君に質問の間を与えない

なぜなら彼女は君の腕をしっかり外れないように組んだから

そして君は方向感覚が完全に失うまで、彼女に連れられていく

 

市場の店の近くにブルーのタイル貼りの壁のそばに

隠し扉があり、彼女は君をその中に連れて行く

近頃、彼女はよく口にする

「わたしの人生なんて流れる川のようなものだわ、猫の年にね」

 

彼女は、クールに君を見つめる

そして彼女の目は海上に浮かぶお月様にように輝くのだった

彼女は御香とパチョリの匂いがした

だから君は彼女に着いて来たんだ

扉の中で何が待っているか知るために

猫の年にね

 

朝がやって来ても、まだ君は彼女と一緒にいる

そしてバスや旅行者はみんな帰ってしまった

そう、君は戻るべき選択肢を見失い、帰りのチケットも失くしてしまった

だから君はここに留まるしかないのだ

 

夜のドラムの余韻が、朝のリズムのなかで微かに残っている

いつかは彼女と別れなければならないことを、君はわかっているんだが

今の間は、君は彼女と一緒にいようと考えるんだ

猫の年にね

(NO.41)

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2008年9月 6日 (土)

We're all alone(ウィア・オール・アローン)           -ボズ・スキャッグス(Boz Scags)ー

【解説】AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)のルーツは、誰か。ボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリース』が発表されたのは1976年。ボビー・コールドウェルのデヴューは78年。マイケル・フランクスの『スリーピング・ジプシー』は77年。どちらにせよ、ボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリース』は、AORの名盤です。そのアルバムの中でも、一番有名なラヴ・バラード「We're all alone」です。この曲だけでなく「LOWDOWN」、「LIDO SHUFFL」他捨て曲なしの名盤です。バックミュージシャは、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチの後のTOTOのメンバーが支えています。

                        ~青の洞窟で2人だけ~

外の雨は始まったばかりだ

当分止まないかもしれないね

だからもう泣くのはおよし

海岸を2人歩いている夢を見たよ

夢は僕たちは海へ誘うだろう

永遠に、永遠に

 

目を閉じてごらん、アミー

僕たちは2人一緒にいられるんだよ

波の下を潜って、僕たちの隠れ家の洞窟へ行ってみよう

長い間に忘れてしまったあの洞窟さ

僕たちは二人っきりだよ

僕たちは二人っきりだよ

 

窓を閉めて、灯りを弱めてごらん

そうすればすべてOKさ

もう悩むことはないんだよ

すべてを解き放ち、すべてゼロから始めるんだ

強がって生きることも学ばないとね

 

昔から言われてきたことだけど、誰しも年老いるのは止められないと

バラもしかり、恋人たちもやがて年老いてゆく

だから君の積み重ねてきた季節を風に放つんだ

そして僕を抱きしめておくれ

愛しい人よ、僕を抱きしめておくれ

 

窓を閉めて、灯りを弱めてごらん

そうすればすべてOKさ

もう悩むことはないんだよ

すべてを解き放ち、すべてゼロから始めるんだ

いやなことはすべて忘れてしまおう

僕たちは二人っきりだよ

僕たちは二人っきりだよ

(NO.40)

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2008年9月 5日 (金)

アントニオの歌(Antonio's Song) - マイケル・フランクス(Michael Franks) -

【解説】70年代AORに夢中になった時期があり、AORの名曲としてこの1曲が聴きたくアルバム「Sleeping Gypsy」を買った。マイケル・フランクスのぼそぼそした抑揚のない声にいまひとつボサノヴァの魅力のわからない自分であった。そして年を重ねて、この曲を改めて聴くといい。渋さがわかる歳になったということか。ちなみにアントニオとは、アントニオ猪木ではなくボサノヴァの父、アントニオ・カルロス・ジョビンのこと。秋はボサノヴァがぴったしだ。

~秋はボサノヴァ~

                       By Michael Franks

アントニオは人生のサンバを生きる

アントニオは真実の為に祈る

アントニオは言う「俺たちの友情は100%保証ものだって」

リオの街をさまようハゲタカは、このLAの空に高く舞い上がる

インディアンに毛布を与えてしまうと

彼らを死に追いやるだけさ

 

長い間に忘れちまった歌を唄おう

そして音楽を流そう

虹にかかる光のように

俺たちはダンスを知ってる、俺たちの財産さ

俺たちにはまだチャンスはあるさ

これらの鎖を断ち切って流すんだ

虹にかかる光のように

 

アントニオは水のない砂漠を愛する

アントニオは雨乞いのために祈る

アントニオにはわかっている

喜びとは、痛みが成長して生まれるものだということを

そして遠く離れたカリフォルニア、LAで亡くなった

俺たちの希望が消えてしっまたら

アントニオのサンバは、俺たちをアマゾンへ導くんだ

 

俺たちは歌を唄おう

長い間に忘れちまった歌を

そして音楽を流そう

虹にかかる光のように

俺たちはダンスを知ってる、俺たちの財産さ

俺たちにはまだチャンスはあるさ

これらの鎖を断ち切って流すんだ

虹にかかる光のように

(NO.39)

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