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2008年9月15日 (月)

イヤー・オブ・ザ・キャット(Year Of The Cat) - アル・スチュアート -

【解説】SSW(シンガー・ソング・ライター)系でも、ウェスト・コースト系とブリティッシュ系とは確かに異なります。ウェスト・コースト系はかっらと晴れて爽やか、ブリティッシュ系は哀愁を帯びたメランコリーさが特徴。アル・スチュアートもまさにブリティッシュ系SSWの典型です。この「イヤー・オブ・ザ・キャット」は、アル・スチュアートの代表作でもあり、名曲です。ヒプノシスの製作した猫づくしのイラスト・ジャケットも、タイトル曲のイメージを印象付けます。イントロのピアノから始まり、間奏のギター・ソロ、ストリング・アレンジ、サビの部分のサックスと完璧なアレンジです。ちなみにプロデュースはあのアラン・パーソンズです。77年に全米8位にまであがりました。さて歌詞は、幻想的なメロディーと同様、猫の年にタイムスリップした男が、猫女(ジャケットから勝手に想像)に連れられて一晩中夜の街を彷徨うという内容。ボガード、ピーター・ローレは映画『カサブランカ』に出てくる俳優。

              ~猫の年にタイムスリップ~   

                                                                         By Al Stewart

ハンフリー・ボガードの映画に出てくるようなある朝に

時間を逆戻ったような時代のある国で

君は犯罪捜査について考え込むピーター・ローレのように

人ごみの中を歩いている

 

彼女はシルクのドレスを身に着けて、太陽の中から抜け出しやって来る

まるで雨で水色ににじんだようなドレス

君は彼女に説明を求めなくていいよ

彼女はすぐに君に説明するだろうから

猫の年にやって来たことを

 

彼女は君に質問の間を与えない

なぜなら彼女は君の腕をしっかり外れないように組んだから

そして君は方向感覚が完全に失うまで、彼女に連れられていく

 

市場の店の近くにブルーのタイル貼りの壁のそばに

隠し扉があり、彼女は君をその中に連れて行く

近頃、彼女はよく口にする

「わたしの人生なんて流れる川のようなものだわ、猫の年にね」

 

彼女は、クールに君を見つめる

そして彼女の目は海上に浮かぶお月様にように輝くのだった

彼女は御香とパチョリの匂いがした

だから君は彼女に着いて来たんだ

扉の中で何が待っているか知るために

猫の年にね

 

朝がやって来ても、まだ君は彼女と一緒にいる

そしてバスや旅行者はみんな帰ってしまった

そう、君は戻るべき選択肢を見失い、帰りのチケットも失くしてしまった

だから君はここに留まるしかないのだ

 

夜のドラムの余韻が、朝のリズムのなかで微かに残っている

いつかは彼女と別れなければならないことを、君はわかっているんだが

今の間は、君は彼女と一緒にいようと考えるんだ

猫の年にね

(NO.41)

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