ワォーク・アウト・ウィンター(Walk Out To Winter) アズテック・カメラ(AZTEC CAMERA)
【解説】アズテック・カメラの傑作『ハイ・ランド、ハード・レイン』から「ピラー・ツー・ポスト」に続いて、2曲目。「Walk Out To Winter」:寒い冬に、敢えて外へ出かけようとする決意。歌詞の中に、クラッシュのジョー・ストラマーの実名が出てくるが、このアルバムが発表された1983年頃、70年代後半のパンクロックの終焉が近づき、新しい音楽を模索していた1人の若者。ポスト・パンクとして、今までのメッセージ性の強いハード路線とは対極に位置する、センチメンタルでメロディーアなアコースティックな路線を目指す弱冠19歳のロディー・フレイムの決意そのものである。
By Rody Frame
~ポスト・パンクへの決意~
冬まで外に出て歩き出そう、僕は寒い外に出ると誓うよ
寒さは君の目を覚ませるだろう、どうしようもなくなって
初めて君はなぜなんだろうと気づくんだ
僕らは夏に出会い、そして秋まで歩いてきたね
そして息が切れるほど語り合った、いろんな話をね
若さのせいじゃなかったって人は言うかもしれないが
僕たちは真実を突いていたんだ
ジョー・ストラマーのポスターは、君の部屋の壁から剥げ落ちてしまったね
そしてポスターの貼ってあった場所には何もない
だから甘いも苦いも、そいつは僕らが今まで見てきたものさ
だからそいつを飲み干しな、そうすりゃ
冬まで外に出て歩き出そう、僕は寒い外に出ると誓うよ
寒さは君の目を覚ませるだろう、どうしようもなくなって
初めて君はなぜなんだろうと気づくんだ
冬まで外に出て歩き出そう、僕は寒い外に出ると誓うよ
チャンスはまばゆいばかりの白い雪の下に埋もれているのさ(*)
君は食糧配給の列に並び熱くなっている、そして身も心もすべてズタズタさ
だから冬に向かって歩き出そう
遅れるなよ、君はいつも待ってるね
この世代は、歩けば壁にぶち当たる
でも僕は怒ったりしない、荷物をまとめて
ここから出て行きな、そうすりゃ
(*繰り返し)
(NO.77)
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