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2009年1月31日 (土)

ミスター・ボージャングル(Nr.Bojangles) ニッテイ・グリッティ・ダーツ・バンド(NGDB)

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【解説】数多くのアーティストにカバーされている、カントリーの名曲である。最もポピュラーなのはニッテイ・グリッティ・ダーツ・バンド(NGDB)の『アンクル・チャーリーと愛犬ペッディ』でのカバーか。カントリーながら1971年に全米TOP9位まで上りました。オリジナルはジェリー・ジェフ・ワォーカーです。歌詞は、昔ダンスで腕を鳴らしたボージャングルおじさんと豚箱で出会い自慢のダンスを披露され、愛犬との昔話を聞かされるという内容。
『アンクル・チャーリーと愛犬ペッディ』には、もうひとつの名曲「プー横丁の家」(ケニー・ロギンス作)も聴き物です。

          ~豚箱のダンサー~
                 
By Jerry Jeff Walker

俺はボージャングルさんていう一人の男と知り合いだったんだ
ヤツは皆のためにダンスを披露してくれたんだ、くたびれた靴でね
白髪でボロボロのワイシャツとだぶだぶのズボンでね
そして古いタップシューズで
やつは結構高く跳ぶんだ、高く跳んで
そして軽々と着地するんだ

ボージャングルさん、ボージャングルさん
ボージャングルさん、踊っておくれよ

俺がやつに会ったのは、ニューオーリンズの留置所の監房さ
俺が一文無しの頃だったよ
ヤツは俺を見ていたんだ、煙が消え入るような年寄りの目さ

ヤツは人生について語ってくれた、人生についてね
ヤツは足を叩いて大きな声で笑ったものさ

ヤツは自分の名をボージャングルって明かしたんだ
それからちょっとばかしダンスを披露してくれたんだ
狭い監房の中でね

ヤツは自分のズボンをつかむと、羽の生えたように
高くジャンプするんだ
ヤツがヒールでタップを鳴らすと笑いの渦さ、笑いの渦さ
そして自分の着ている上着を後ろに放り投げるんだ

ヤツはミンストレル・ショーや南部地方のダンス大会で活躍したという
愛犬を連れて旅回りの15年の歳月を涙ながらに語ってくれたんだ
ヤツの愛犬は命を全うして死んだんだって
それから20年間ヤツはずっと愛犬の死を悲しんでいるという

ヤツは言う、チャンスがあれば安酒場でダンスを披露しているそうだ
1杯の酒とわずかなチップでね
でもほとんどの時間はこの豚箱で過ごしているのさ、ちょっと飲みすぎでね
そう言ってヤツは首を振るんだ、首を振りながら
誰かのリクエストが聞こえたよ
お願いします

ボージャングルさん、ボージャングルさん
ボージャングルさん、踊っておくれよ

(NO.81)

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2009年1月24日 (土)

愛は風にのせて(Tired Of Toein' The Line)        ロッキー・バーネット(Rockey Burnette)

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【解説】昔買ったシングル盤の中のお勧め曲。ギターがジャカ・ジャカと乗りのいいロックです。80年に全米8位まで上りましたが、シングルのみでLP盤はお目にかかったことはない。世間ではいわゆる一発屋とか言われています。シングル盤のジャケット写真はオペーション・ギターを抱えて指をくるくる廻している。日本の一発屋の円広志(『飛んで飛んで....)を連想させた。ロッキー・バーネットは家柄は良く、父は『ユア・シックス・ティーン』のジョニー・バーネット、従兄弟のビリー・バーネットは、リンジー・バッキンガム脱退後のフリートウッド・マックのメンバーでもあった。

邦題は『愛は風にのせて』だが、"Toein' The Line "とは、命令に服する、習慣を守るという意味。歌詞の内容も、うるさい女から逃げる歌で、爽やかな風とは関連がない。

                ~お前からの解放~

                                                         By ROCKEY BURNETT

ねえお前
俺はお前の命令に従うのは飽き飽きだよ
なぜお前は、俺に食ってかかるのかわかんないよ
お前、お前、お前
俺を泣かせるよ

ねえお前
俺は自分の中に新しい自分を見つけたんだ
それが真実の姿かもしれないね
もうこれ以上、命令に従うのはよすよ

もう終わりだとわかっているけど
そのきざしが見えるよ
君の貴重な時間を無駄にさせないでおくれ

ねえお前
俺はお前の命令に従うのは飽き飽きだよ
君が僕と縁を切りたいなら
お前、お前、お前
立派なことをしな

ねえお前
俺はワォーキング・シューズを履いてるところだ
そしてお前を後に残して、出かけてしまうんだ

お前は俺に何度も侘び、反省をしているふりをする
でも俺の傷ついたハートを修復することはできないよ

(NO.81)

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2009年1月17日 (土)

君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You) -Boys Town Gang -

【解説】邦題は「君の瞳に恋してる」。よくCMとかで耳にするが、恥ずかしながら原曲を知らなかった。調べて解ったが、歴史は古い。1982年のボーイズ・タウン・ギャングでヒットしたがオリジナルは1967年のフランキー・ヴァリー。名曲で海外、国内ともカバーは数知れない。フランク・シナトラ、シーナ・イーストン、シュープリームス、織田裕二、椎名林檎、Kinki Kids、少女隊……………

                  ~あなたに逢えてよかった~

あなたに出遭えるなんて夢のようだわ
あなたから目を離せないわ
あなたに触れるなんて天国にいる気分だわ
オー、あなたを強く抱きしめたいわ
長い間待ったけど、私の恋が巡ってきたんだわ
生きていてよかったと、神様に感謝するわ
あなたに出遭えるなんて夢のようだわ
もうあなたから目を離せないわ

ついあなたを見つめてしまうのを許してください
あなたと他の人を比べることなんかできないわ
あなたのことを考えているだけで、胸がいっぱい
あなたとおしゃべりする言葉も見つからないわ
でも、もしあなたが、私があなたを思っているのと同じ気持ちなら
これは夢でないってことを教えてよ
あなたに出遭えるなんて夢のようだわ
あなたから目を離せないわ

あなたを愛しているわ、ベイビー
もしあなたがOKなら
寂しい夜を暖めてくれる
あなたが必要なの
あなたを愛しているわ、ベイビー
私の言うとおりに、私を信じて
オー、いとしいベイビー
お願いだから、私をがっかりさせないで

オー、いとしいベイビー
あなたにやっと出会えたわ、ベイビー
私をあなたに夢中にさせてよ、ベイビー
私を夢中にさせてよ

(NO.80)

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2009年1月10日 (土)

冬の散歩道(A Hazy Shade Of Water) サイモン&ガーファンクル

解説】ウィンター・シーズンの名曲シリーズ第4曲目は、懐かしいサイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」です。1960年代の曲ですが、80年代にバングルスがカバーしリバイバル・ヒットしました。日本では93年にドラマ「人間・失格」の主題歌になって、リバイバルしました。(そのころ野島伸司はビー・ジーズ「若葉の頃」とか古い洋楽を持ち出していた)

サイモン&ガーファンクルは同時代に聴けなかったが、70年代になって後追いでよく聴いていました。アココーステック・ギターのアレンジがほとんどであるなか、エレクトリック・アレンジのこの曲は新鮮だった。響音を残さないエンディングのシャット・アウトがかっこ良かった。ポール・サイモンは、稀代のメロディー・メイカーだけでなく詩人でもあり、歌詞の内容は難しい。ポール・サイモンが自分の才能に行き詰まった時に、自分に向かって言い聞かせいると思われます。

「落ち込んだ時に周りを見回してみろ。自分の心と同じように、冬の空はどんよりした灰色だ。でも自分を見失わずに、やり直すんだ。運不運は季節と同じに巡って来るのさ、冬はやがて明るい春になるのさ。だから希望を失わないで、前へ進むんだ。」

           ~冬来たりなば春遠からじ~  

  By Paul Simon

時間よ、時間、時間よ
僕はどうなってしまうのかわかるかい
自分の可能性を探そうと見回している間に
自分を満足させるのは難しかった
でも周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
そして空は冬のかすんだ灰色さ

下流の川岸の方から
救世軍の音楽隊の音が聞こえるかい
君が思っていたよりも良い状況だと思うよ
自分の手でチャンスをつかむんだ
周りを見回してごらん、今や木の葉は茶色く色づき
そして空は冬のかすんだ灰色さ

友よ、君は希望を見失わないように
言うのは簡単だけど、でももし君の希望が失せても
平気なふりをしな
そうすれば、また希望を立て直すことができるさ
周りを見回してごらん、草木の背は伸び
田畑は実り、まさに人生の春さ

あー、季節は景色とともに変わっていくよ
時間のつづれ織りを紡ぐように
都合の良い時にいつでも立ち止まって、僕を思い出しておくれ
僕の記憶はスキップしてしまう
未公開の詩の原稿をながめながら
ウォッカやライムを飲みながら

でも周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
そして空は冬のかすんだ灰色さ
周りを見回してごらん、木の葉は茶色に変わり
地面は雪の解けた跡が見えるよ

(NO.79)

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