« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月28日 (土)

ベル・ボトム・ブルース(Bell Bottom Blues) エリック・クラプトン

【解説】これもアルバム『いとしのレイラ』の中のパティ・ボイドに捧げられた ラヴ・ソング。エリックがツアーの土産にパティ・ボイドにお揃いのブルージーンズを贈ったことをモチーフにしているという。狂おしいまでの切ないエリックの心情。アルバム・リリースが1970年12月、結婚までまだ9年を要することになる、これからエリックはアルコールとドラッグの深みにはまっていく事になる。

      ~ パティ・ボイドが2人のソングライターに与えた影響② ~

                  By Eric Clapton

ベル・ボトム・ブルース、お前は俺を泣かせるぜ
この熱い気持ちは失いたくないのさ
もし死に場所を選べるなら
それはお前の腕の中さ

床を這ってお前のところへ行く俺の姿を見たくないかい
お前に帰ってくれと頼み込む俺の声を聞きたくないかい
どんなことだって喜んで俺はやるよ
お前から離れたくないから
もう1日俺にチャンスを与えてくれよ
お前から離れたくないんだ
お前の胸の中でずっといたいんだ

俺たちのやってることはすべて間違っているかもしれない
でもそれでいいんだ
お前は俺を子供のように扱う
昔は俺も強かったが、ファイトを失ってしまった
お前にはお似合いの負け犬さ

ベル・ボトム・ブルース、さよならなんていらないぜ
きっと俺たちはまた会えるさ
もし会えたとしても、驚かないでおくれ
俺が別の恋人と暮らしていたとしても

お前から離れたくないんだ
もう1日俺にチャンスを与えてくれよ
お前から離れたくないんだ
お前の胸の中でずっといたいんだ

(NO.88)

| | コメント (0)

2009年2月26日 (木)

いとしのレイラ(LAYLA)                      エリック・クラプトン(Eric Clapton)

Laylacover

【解説】今さら多くを語る必要がない、阪神濱中のテーマソング、(何でやねん。)エリック・クラプトンのジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドへ捧げる名曲。イントロの泣き叫ぶようなスライド・ギターに始まり、切ないエリックのボーカル、そしてボビー・ホイトロックの物悲しいピアノへ引き継がれエンディングを迎える。歌詞は、エリックのパティへの熱い思いを綴ったものである。"Old  Man"とはジョージのことか。それにしても、2人のソングライターに名曲へのインスピレーションを与えたパティ・ボイドの力は偉大だ。                    

 ~パティ・ボイドの2人のソングライターに与えた影響①~ 

                                            By Eric Clapton /Jim Gordon

君が一人ぼっちで、君の側に誰も待ってくれる人がいないとしたら
君はどうする?
君はずっと走り続けてきたね、そして長過ぎるぐらい身を隠してきた
それは君の馬鹿なプライドの性だとわかってるだろうけど

レイラ、お前の前では俺は土下座状態さ、レイラ
お願いだよ、ダーリン、どうかレイラお願いだ
ダーリン、俺の悩める心を癒しておくれ

君の昔の男のせいで、君が落ち込んだとき
俺は君を慰めようとしたよね
馬鹿みたいに、俺は君との恋に落ちたんだ
君は俺の全世界観をひっくり返してしまったんだ

レイラ、お前の前では俺は土下座状態さ、レイラ
お願いだよ、ダーリン、どうかレイラお願いだ
ダーリン、俺の悩める心を癒しておくれ

気がおかしくならない前に
最高の事態になるって考えているんだ
どうか手立てがないなんて言わないでおくれ
俺の愛は無駄になるなんて言わないでおくれ

レイラ、お前の前では俺は土下座状態さ、レイラ
お願いだよ、ダーリン、どうかレイラお願いだ
ダーリン、俺の悩める心を癒しておくれ

(NO.87)
20080517_468986

| | コメント (1)

2009年2月22日 (日)

Desperado(ならず者)                     イーグルス(Eagles)

Desperado

【解説】イーグルスはアルバムの中でシンガーソング・ライター系の作品を取り上げヒットさせている。(ジャクソン・ブラウンの「テイク・イット・イージー」、ジャック・テンプチンの「ピースフル・イージー・フィーリング」、スティ-ヴ・ヤングの「セヴン・ブリッジズ・ロード」、トム・ウェイツの「オール’55」)
逆に他のシンガーにカバーされた名曲は「ならず者」だ。リンダ・ロンシュタット、カーペンターズ、ジュディ・コリンズ、エミルー・ハリスなどカントリー系のシンガーに取り上げられた。
さて歌詞はならず者の男にお説教という内容。「お前も年やねんから強がらんと、心の扉を開けて。早よう嫁さんを探さんとあかんで」

~ならず者へ結婚の勧め~

 By Gren Rrey / Don Henly

ならず者よ、冷静に戻れよ
高い塀に上って、お前はそんな所に長い間いるんだ
オー、お前も頑固なヤツだな
お前にはお前の言い分があるんだろうが
お前の為を思ってやった事が、どういうわけか
お前を傷つけたみたいだな

ダイヤのクイーンは引いとけよ
そいつは強いから、他人の手に入るとお前を負かしてしまうぜ
わかってるだろ、ハートのクイーンが
いつでもお前にとって一番いい手なのさ
今お前のテーブルに揃ったカードはいい手だと思うんだがね
でもお前はいつも手に入らない手を欲しがるんだ

ならず者よ、オー、お前は若返りなんかないんだぜ
お前の心の痛み、お前の飢餓感
そいつはお前を郷愁の情に誘うだろう
そして自由、オー、自由さ
なるほど、自由って言葉は人はよく口にするけど
おまえ自身を閉じ込めているものは
この世をずっと一人で歩いていこうとしていることだ

冬の間は足元が寒くはないかい
空は雪は降るほどではないが太陽が照ることもない
夜と昼を区別するのが難しいくらいさ
お前は何から何まですべて失ってしまったんだな
感情が無くなってしまうってことはおかしいことじゃないかい?

ならず者よ、冷静に戻れよ
高い塀の上から降りてこいよ
そして心の扉を開けるんだ
雨が降っているかもしれないが
頭上には虹がかかっているよ
お前を愛してくれる人を見つけたほうがいいよ
手遅れにならいうちにね

(No.86)

| | コメント (0)

2009年2月20日 (金)

うわさの男(Everybody's Talkin') ハリー・ニルソン(Harry Nilsson)                

Images_2

【解説】ハリー・ニルソンが『真夜中のカーボーイ』の主題歌としてヒットしたが、オリジナルは、フォーク・シンガー フレッド・ニールの曲だ。ポップス・スタンダード化し、数々のアーティストにカバーされている。フレッド・ニールを師と仰ぐスティーヴ・スティルスは、2枚のアルバムでカバーしている。
バッド・フィンガーの「ウイズアウト・ユー」といいこの「うわさの男」といい、ハリー・ニルソンが、陽の目を見ない他人の曲をヒットさせたのは、彼の歌唱力と選曲眼の賜物か。
確かに唄はうまい、3オクターヴ半の声域を持つといわれ、七色の美声の持ち主だ。
さて歌詞は、人の(不倫の?)噂をまったく気にせず、一途の愛に走る男。お天道様さえあればどこでも行くさ。Tシャツ1枚でも過ごせればそれでいい。夏の風を受けて沖へ船を走らせるのさ。こんな一途の俺の愛を、お前は見捨てやしないよな。 

           ~うわさを気にしない男~

By Fred Neil

誰もが俺の噂をするが
やつらの話してる言葉なんて聞こえやしない
ただ俺の心にこだまするだけさ


人は立ち止まって俺の顔をじろじろ見るが
俺にはやつらの顔など目に入らないのさ
ただやつらの目の影が見えるだけさ

太陽が出ている場所なら
どこへでも出かけるさ
激しい雨の中でもね
俺のこの一張羅でも気候が合うところなら
どこへでも出かけるさ

北東の風を避け、横に傾きながら
夏の風を受けて船を出すのさ
投げた石が海の水面を跳びはねるように
海の上を進んでいくのさ

誰もが俺の噂をするが

やつらの話してる言葉なんて聞こえやしない
ただ俺の心にこだまするだけさ


そうだよ、君は俺の愛を置き去りさせたりしないよな
君に俺の愛を置き去りさせたりしないよな

(NO.85)

| | コメント (1)

2009年2月15日 (日)

ウィリン(Willin') - リトル・フィート(Little Feat) -

E517cab92abd511e_4   

【解説】これもロード・ソングというか、ドライヴィング・ソングの名曲。リトル・フィートのローウェル・ジョージの曲で、「ウィリン」。名曲でカバーも多く、リンダ・ロンシュタット、ライ・クーダ、バーズのが有名。リトル・フィート自身もファースト、セカンド、ライヴアルバムで3度ー取り上げている。歌詞の内容はアメリカ南部とメキシコを密輸のトレイラーを走らせる酔いどれトラック野郎の唄である。トゥーカムカリ(アリゾナ州)、ツーサン(ニューメキシコ州)、テハチャピ(カリフォルニア州)、トノバ(ネバダ州)などアメリカ南部の地名が出てくる。訳すまで「ウィリン」は、女性の名前だと思っていた。"I am willing to do" の"willn'"だった。

                         ~トラック野郎の唄~

                                  By Lowell George

俺は長い間トレイラーを運転してきたよ
雨に進路をねじ曲げられ、雪に追い立てられてきた
俺は酔っらいで、身なりも汚い、わかんねえか?
でも俺はまだやる気はあるぜ
昨夜、道を外れ走っていたら俺の可愛いアリスを見かけたよ
通る車のヘッドライトに照らされたアリスの姿をね
アリス、ダラス生まれのアリスさ

俺はトゥーカムカリからツーソンへ行ったものさ
テハチャピからトノバへも
どんな種類のトレイラーだって運転してきたさ、どんな古い型でもね
裏道をぶっとばすから、重量制限なんかお構いなしさ
もし俺に頼みごとをするならマリファナを遣せ
白い粉、そしてワインさ
俺に合図をよこしてくれよ
喜んで運ぶぜ

風に蹴り飛ばされ、みぞれに身包みを剥がされ
俺の頭の中は粉々に砕かれちまったよ
でもまだ自分の足で立ってるよ、まだやる気だってあるよ、
今俺はタバコと人を密輸しているのさ
メキシコに行く度、陽に焼けちまって、そのままさ
(NO.84)

| | コメント (3)

2009年2月 3日 (火)

セヴン・ブリッジズ・ロード(Seven Bridges Road) Steve Young

200pxrocksalt26nails

【解説】ジョージア出身のフォークシンガー、スティーヴ・ヤングの名曲。69年の『Rock Salt & Nails』から、イーグルスがライヴ・アルバムでカバーし有名になった。哀愁を帯びた旋律はいつまでも耳に残る。歌詞は恋人と別れ、セヴン・ブリッジズ・ロードを下って行く男の心情を歌ったもの。「ランブリング・マン」と同様、南部によくあるロード・ソングだ。

     ~南に下れば~
                 By Steve Young

南の空に星は輝くよ
南方へ下るにつれて
月明かりになる
そして木々にはコケが生す
セヴン・ブリッジズ・ロードを下って

俺はお前を赤ん坊のように可愛がってきた
寂しがりやの子供をあやすように
そして優しくいやりかたでお前を愛してきた
そして時には手荒くお前を愛してきた

時々私の心の一部が囁くんだ
ここから方向を変え、出て行かねばばらない
これらの暖かい星から離れて子供のように走るんだ
セヴン・ブリッジズ・ロードを下って

南の空に星は輝いてるよ
君が決めたなら
出て行くべきだ
そこは時代ものの甘い蜂蜜の味がするよ
セヴン・ブリッジズ・ロードを下って

(NO.83)

| | コメント (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »