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2009年5月30日 (土)

シーモンの涙(Simone) イングランド・ダン&ジョン・フォード( England Dan & John Ford Coley)

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【解説】なぜがご当地でヒットしないのに日本だけでヒットしたよ洋楽。
たとえばアルバート・ハモンドの「
落ち葉にコンチェルト」とか。
イングランド・ダン&ジョン・フォードの「シーモンの涙」(1972年)もまさにそれ。
「秋風の恋」(1976年)のヒットで知られる彼らのセカンド・アルバム「Fables」のオープニング曲。子供の頃、ラジオから流れてくる曲にあわせて、口づさんだあの曲、大人になってからアルバムをさがしたけれど、ベスト・アルバムの収録曲にもなかった。センチなメロディー・ラインとサビのハーモニーはまさに日本人好み。
歌詞は、人生に悩みi寂しさに涙するシーモンという女性を励ます詩。
「涙を流したっていつか乾くさ、今は暗闇でも陽はまた上り輝くものさ、自分自身に目をむけ、自信を持つんだ」

           ~泣くなシーモン~
                                           By England Dan & John Ford Coley
 
シーモン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、君の涙もそのうち乾くってことが?
寂しさなんて捨てちまえよ
心の中にあるやつさ、そう、やる気があるならできるよ

シーモン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、やがて陽が昇り輝くってことが?
君自身を映し出す心の中に、見つけるだろう
自分のいいところをね、君なら見つけられると思うよ

君はいろんなところを探してきたね
信じられるものを求めて
君はずっと探してきたものは、そこにはないんだ
君自身に目を向けな、そうすればわかるだろう

シ-モン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、君の人生は始まったばかりだ
君自身の内にあるものすべて無駄にするんじゃなよ

さあ、がんばれ、シーモン
さあ、がんばれ、シーモン
さあ、がんばれ、シーモン
君の出番だよ

シーモン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、君の涙もそのうち乾くってことが?
寂しさなんて捨てちまえよ
心の中にあるやつさ、そう、やる気があるならできるよ

シーモン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、君の人生はこれからってことが?
シーモン、なぜ泣くんだい?
わからないかい、君の人生はこれからってことが?

(NO.106)

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2009年5月23日 (土)

魔法を信じるかい?(Do You Believe In Magic) ラヴィン・スプーンフル(The Lovin' Spoonful)

【解説】ときとなく古い曲を聴きたくなるときがある、とびきり乗りのいいグッド・タイム・ミュージックを。「魔法を信じるかい?」は、ジョン・セバスチャン率いるラヴィン・スプーンフルのデヴュー曲で全米9位にまであがったまさにグッド・タイム・ミュージックである。
歌詞はロックンロールの魔法を高々と歌い上げたもの。
ソロになってからの全米トップに輝いた「ウェルカム・バック」も訳詞あり。

~ロックン・ロールの魔法を信じるかい~

                                               By John Sebastian

若い女の子は、魔法を真じるかい
ミュージックが始まるといつでも、彼女の心は解き放されるのさ
そうさミュージックこそがが魔法さ、演奏がいかすならね
ミュージックは昔の映画のように君をハッピーにさせるよ
ミュージックの魔法について教えてあげよう、そいつは君の魂を解放させるのさ
でもそれは知らない人にロックンロールを語ろうとするようなものさ

君が魔法を信じるなら、選ぶに悩むことはないよ
そいつがジャグバンド・ミュージックやリズム・アンド・ブルースならね
微笑みとともに演奏が始まれば、近づいて行って耳を傾けるんだ
どんなに頑張ったって、君の額の汗を拭いとることはできないさ
君の足はタップを踏み始め、君はどうしてそこにいるかも
分からなくなる、ミュージックは君の心をうっとりさせるのさ

君が魔法を信じるのなら、僕と一緒に出かけようよ
僕たちは朝まで踊ろうよ、君と2人っきりで誰もいなくなるまでね
そしてたぶん、ミュージックがバッチリならね
明日君を誘いに行くね、ちょっと夜遅めだけど
踊ろうよ、ベイビー、そうすれば君もわかるさ
魔法がミュージックにあるってことが、ミュージックは僕の中にあるってことが

イエー、君は魔法を信じるかい?
イエー、君は魔法を信じるかい?
ロックン・ロールの魔法を信じなさい
君を自由にさせる魔法を信じなさい
オー、魔法について語ろうよ

君は僕のように魔法を信じるかい?
君は僕のように魔法を信じるかい?
君は僕のように魔法を信じるかい?

(NO.106)

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2009年5月14日 (木)

ファースト・カー(FAST CAR)                    トレイシー・チャップマン(Tracy Chapman)

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【解説】フォーク・シンガー トレイシー・チャップマンの1988年デヴュー・アルバム「トレイシー・チャップマン」からのシングル曲「ファースト・カー」。貧しい労働者階級のわたしの楽しみは無職の彼の車でぶっ飛ばすこと、その時だけは現実を忘れさせてくれる。
その瞬間は違う誰かになれそうな気きがする。なんと刹那的な詩なんだ。
現代の格差社会にも通じるプロレタリア・ソングである。
日本のシンガー・ソング・ライターどもよ、軟弱なラヴソングばっかり作ってないで、貧困層のメッセージとして蟹工船ソングを作ってみろ!



                   ~貧困からの疾走~

                                                            By Tracy Chapman

あんたはスポーツカーを手に入れたんだって
私はどこへでも行ける通行証が欲しいわ
たぶん私たちが取引をすれば
たぶん2人でどこへでも出かけられるわ

どんな場所でもいいのよ
ゼロからのスタートだから失なうものは何も無いの
きっと何かは手に入れられるだろうけど
でも自分の存在を証明するものは手に入れなかったけれどね

あんたはスポーツカーを手に入れたんだって
私はここから抜け出す計画があるのよ
私はずっとコンビニで働いてきたわ
わずかなお金をなんとか切り詰め貯えてきたわ
そんな遠くまでドライヴする必要はないわ
県境を越えて街へ行くだけでいいわ
あんたも私も仕事が見つかるわ
そうすればきっと生活してるっていう意味がわかるわ

あんたも知ってるけど、私の年老いた父は問題があったの
父は年中酒浸りでね、そんなことはよくある話だけど
父が言うには、「体が老いぼれて働けない」って
「あんたの体は見た目以上に若い」って私は言うけど
私のママはさよならも言わず家を出て、父と別れたわ
ママにとって何にも得られるものがない父だったからね
誰かが父の面倒を見なければならなくなったの
だから私は学校を辞めたの
それが私にできるすべてだったの

あんたはスポーツカーを手に入れたんだって
でも空を飛んでいくらい速いかい
私たちはとうとう決心したの
今夜ここを出て行こうって
さもなけば、こんな風に生きて死んでいくだけ

私は覚えてるわ、2人でドライヴした時のことを
あんたの車でね
スピードが速すぎて酔っ払ったような気分だったよ
街の灯りが眼下に広がり
私の肩に廻したあんたの腕の感触が気持ち良かったわ
そして私はあなたと一緒になれた気がしたの
そう、違う誰かになれそうな気がしたの
現実の自分とは違う誰かになれそうな、違う誰かにね

あんたはスポーツカーを手に入れたんだって
楽しむために飛ばそうよ
あんたはまだ職に就けないけど
私はスーパーのレジ打ちで働くわ
事態は良くなると思うわ
あんたも仕事が見つかるだろうし
私の収入も増えるでしょう
掘っ立て小屋から抜け出すのよ
大きな家を買い郊外ですむのよ

あんたはスポーツカーを手に入れたんだって
私の借金を払い切るぐらいの仕事に就けたわ
あんたは夜遅くまでバーで酒を飲んで家に帰らない
あんたは子供の世話をするより、友達付き合いが大切なの
私はいつも楽観的に考えてきたわ
あんたも私もきっと幸福を手にすることができるって
私にはこれといった計画もなかったし、行く当てもない
だからあんたのスポーツカーに乗って、走り続けるのよ

(NO.105)

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