音楽(ロック)

2009年6月19日 (金)

It's raining again(イッツ・レイニング・アゲイン) スーパートランプ(SUPERTRAMP)

【解説】79年『ブレックファースト・イン・アメリカ』で大ヒットし、おたくなプログレ・バンドからメジャーなポップ・バンドに変身したスーパートランプの最後のヒット曲。『フェイマス・ラスト・ワード』からのシングル曲「イッツ・レイニング・アゲイン」
雨の曲はメロディーは明るくても、歌詞は暗いのが多い。雨=ジメジメ=暗い=失恋のイメージだからしょうがないのかな。

              ~嘆きの雨~
 by Roger Hodgson

オー、また雨が降りやがる
オーだめだ、僕の恋も終わりだ
あーあ、また雨が降りやがる
平気なふりをするのもつらいよ
あーあ、また雨が降りやがる
最悪だよ、僕は一人の友達を失おうとしている
あーあ、また雨が降りやがる
僕のハートは修復不能さ

君は皆が言うように十分大人だよ
雨が降る気配を感じたら立ち去ること
それが痛みを癒す唯一の時間だよ
そうすりゃまた太陽が現れるかも
オーだめだ、僕の恋も終わりだ
あーあ、また雨が降りやがる
最悪だよ、僕は一人の友達を失おうとしている

ラララ...

かかって来いよ、かわいい格闘家よ
緊張する必要はないよ
かかって来いよ、かわいい格闘家よ
もう一度立ち上がるんだ

また雨が降りやがる
オーだめだ、僕の恋も終わりだ
あーあ、また雨が降りやがる
最悪だよ、僕は一人の友達を失おうとしている
オー、オー

ラララ...

かかって来いよ、かわいい格闘家よ
緊張する必要はないよ
かかって来いよ、かわいい格闘家よ
オー、もう一度立ち上がるんだ
オー、もう一度立ち上がるんだ
オー、君のハートを満たしてあげるよ

(NO.113)

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2009年3月14日 (土)

ホワットエヴァー(Whatever) Oasis(オアシス)

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【解説】オアシスの「ホワットエヴァー」。最近またTV-CMで再々々登場。オアシスのアルバム未収録のシングル。ライヴやベスト・アルバムにも未収録。聞きたければシングルを買うしかない。1曲聴くために6曲入りのシングルを買いました。何度もCMに取り上げられるだけあって、名曲である。
さて歌詞は、ライヴの度に騒動を起こす弟リアムに、兄ノエルから贈ったメッセージだ。
「何を言っても、何をやってもええけど、ステージだけはちゃんと努めてくれ」ちゅうことかいな。PV、曲はええけどサウンドはその大袈裟なストリングスが耳障りじゃ。

                     ~兄から弟へ~

                                           By Noel Gallagher

俺は何にでもなれるのさ
俺が選んだもの何にでも
そうさ、俺がその気になりゃブルースだって歌うぜ(*1)

俺は何でも自由にものが言えるぜ
俺が言いたいことは何でも
そいつが間違ってようが、正しかろうが、お構いなしさ

俺にはいつもお前が
人に期待されたものしか見ていない気がする
どのくらい時間がかかるんだ
俺たちが一緒にバスに乗れるようになるまで
そして騒ぎを起こさなくて済むまでに
興奮しないで落ち着くんだ
そんなにかかんないさ(*2)

お前は何にでもなれるさ
お前がいう何にでもね
もしそいつが俺の考えと合ってたら、OKだぜ

お前はどこへでも行けるさ
お前の好きな処どこへでも
やりたいならそこで無駄口を叩きな

(*2)繰り返し

俺のハートのこの辺りに
お前は見つけるかもしれない
お前が昔わかっていたと思っていたことで
でも今じゃ完全に忘れちまったことさ
お前もわかってるだろ、このままじゃ面白くないってことを
俺もわかってるんだ、このままじゃ、つまらないってことを
それじゃつまらないってことを

(*1)繰り返し

何をやっても
何を言っても
ヤー、全然平気さ

(NO.92)

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2009年3月13日 (金)

愛ゆえに(The Things We Do For Love) 10CC

10cc_deceptive

【解説】4人だった10CCが、エリック・スチュアートとグラハム・グルードマンの5CCに分かれてからの初めてのアルバム『Deceptive Bends』からのシングル曲。ヒプノシスのジャケットが良く、入っている曲もポップ、歌詞も英国的なアイロニーとヒネリが利いている。
「愛ゆえに」は、1977年全米5位、「アイム・ノット・イン・ラヴ」と並ぶ名曲である。

                  ~愛ゆえになせる業~

                    By Eric Stewart

余りにも多くの傷ついた心が川に捨てられちまった
余りにも多くの孤独な魂が海に漂っていた
君は恋愛という賭けをし、その歩合を払う
それは愛ゆえに僕たちがなす業なのだ
(愛ゆえになす業なのさ)

コミュニケーションとは返事をもらうかが問題さ
君は彼女の電話番号をやっと手に入れた
君の手には電話機を握り締めている
そんなときに限って、天気が変わり
電話線がダウンするものさ
これも愛ゆえになせる業なのか

雨や雪の中を彷徨い歩くように
行く場所がないときは
君は君の体の一部分が死にかけているような気分だろう
そして君は彼女の目に答えがあるか探すんだ
君はけんか別れをしてしまったと思っているが
彼女は仲直りをしたいと言う

オー、君は僕を夢中にさせるんだ
オー、君はある方法を見つけた
オー、君は僕が壁を這って行かせる気かい

互いに譲歩するということがきっと状況を好転させるものだ
言い争うことには意見が一致し、別れることには意見が合わない
結局、そんな時は、お互いに譲り合うこと

それは愛ゆえに僕たちがなす業なのだ
(愛ゆえになす業なのさ)
それは愛ゆえに僕たちがなす業なのだ
(愛ゆえになす業なのさ)

(NO.92)

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2009年2月28日 (土)

ベル・ボトム・ブルース(Bell Bottom Blues) エリック・クラプトン

【解説】これもアルバム『いとしのレイラ』の中のパティ・ボイドに捧げられた ラヴ・ソング。エリックがツアーの土産にパティ・ボイドにお揃いのブルージーンズを贈ったことをモチーフにしているという。狂おしいまでの切ないエリックの心情。アルバム・リリースが1970年12月、結婚までまだ9年を要することになる、これからエリックはアルコールとドラッグの深みにはまっていく事になる。

      ~ パティ・ボイドが2人のソングライターに与えた影響② ~

                  By Eric Clapton

ベル・ボトム・ブルース、お前は俺を泣かせるぜ
この熱い気持ちは失いたくないのさ
もし死に場所を選べるなら
それはお前の腕の中さ

床を這ってお前のところへ行く俺の姿を見たくないかい
お前に帰ってくれと頼み込む俺の声を聞きたくないかい
どんなことだって喜んで俺はやるよ
お前から離れたくないから
もう1日俺にチャンスを与えてくれよ
お前から離れたくないんだ
お前の胸の中でずっといたいんだ

俺たちのやってることはすべて間違っているかもしれない
でもそれでいいんだ
お前は俺を子供のように扱う
昔は俺も強かったが、ファイトを失ってしまった
お前にはお似合いの負け犬さ

ベル・ボトム・ブルース、さよならなんていらないぜ
きっと俺たちはまた会えるさ
もし会えたとしても、驚かないでおくれ
俺が別の恋人と暮らしていたとしても

お前から離れたくないんだ
もう1日俺にチャンスを与えてくれよ
お前から離れたくないんだ
お前の胸の中でずっといたいんだ

(NO.88)

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2008年10月28日 (火)

66%の誘惑(Two Out Of Three Ain't Bad)         ミートローフ(Meat Loaf)

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【解説】ロック界きってのデブキャラ、ミートローフの一大ロック・バラード。やはりデブは声量がいい。作詞作曲はジョン・スタインマン、プロデュースはトッド・ラングレン。 この曲は1978年のアルバム『地獄のロック・ライダー(Bat Out Of Hell)』の中の1曲で、同年に全米11位を記録しています。アルバム自体はロングセラーとなり、全世界で3700万枚以上売り上げたといわれています。このアルバムで売れ線を狙ったのか、『地獄のロック・ライダーⅢ」まで出ました。デブのルックスのせいか、日本では人気はありませんでした。さて歌詞はオペラ作家のジョン・スタインマンでストリー性がありそうだが、よく読むと長たらしく仰々しいだけで内容はなし。夢を追い続ける女を徹夜で説得し続けるまじめな男の話。タイトルの「3分の2の確率でダメでない」ってことは、「66%は成功するから安心しろ」ってこと。表現が2重否定が多く、よくわからん。

                   ~3分の2の確率論~

                          By ジョン・スタインマン

恋人よ、夜通し話し明かそうよ
でもそんなことをしたって、何にもならないわけじゃないよ
俺が話せることは全部君に語りつくしたよ
もう俺の胸の中には何にも残ってやしないよ
たぶん君は一晩中泣き尽くしてもいいんだよ
でも、それで俺の気持ちが揺らがないだろうけど
外では雪が降り積もっている
俺を置いて一人にさせないでくれよ

俺はコップに水を注いでは、また汲み出してしてるようなものさ
俺が君のことをどんなに心配してるか
君にわかってもらおうと必死だったんだ
俺は話し疲れてしまったよ
声がかすれ叫び声を上げることもできないよ
でも君は長い時間、俺に冷たかったね
俺は涙のかわりに、凍りついたツララの涙を流しているよ

この俺に出来ることはこう言い続けることだけさ
俺は君が欲しい
俺には君が必要さ
でも----俺が君を愛し続けることは、できないことじゃない
さあ悲しまないで
なぜなら2/3がダメってことじゃないからね

砂浜で金貨は探せっこないよ
街の通りで石油を掘り当てることはできないよ
君のやってることは岩山でルビーを探してるようなものさ
クラッカー・ジャックの箱の底に、キャデラックを隠すことはできないよ

俺には嘘をつくことができないんだ
見栄を張って自分の肩書きを良く言うことはできないよ
どんなに頑張ったって
俺が今まで手したこともないようなものを
君に与えることも出来ない

.俺が愛してきた、たった一人の女がいる
そいつはもう何年も前のことだったけどね
俺はわかってるさ、これからも彼女を忘れることができないことを
彼女は俺とよりを戻してくれなかったけど
オー、俺にはわかっているさ
俺は覚えているよ、彼女が嵐の夜に出て行った情景をね
彼女は俺に口づけをしベットから出て行った
俺は言い訳をし、ドアを出ないように頼んだけれど
彼女は荷物を詰めて、出て行ってしまった

そして彼女は俺に話し続けた、俺に話し続けた
俺は君が欲しい
俺には君が必要さ
でも----俺が君を愛し続けることは、できないことじゃない
さあ悲しまないで
なぜなら2/3がダメってことじゃないからね

(No.45)

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2008年10月 9日 (木)

ブレックファースト・イン・アメリカ(Breakfast in America) - Supertramp -

【解説】あの頃(1979年)よくTVのCMでも流されていました。アルバム『Breakfast IN America』自体は、全米ビルボード1位を記録したが、タイトル曲は62位どまり、日本では大ヒットし、オリコンの2位にまであがっています。アルバムの「ロジカル・ソング」は6位を記録してます。「落ち葉のコンチェルト」と同様、日本人の耳にだけ受けるメロなのでしょうか。スパートランプは英国出身のバンドで、この歌詞の内容のようにアメリカにあこがれ、市場を求めアメリカへ進出をはかり、このアルバムで成功を果たすわけです。歌詞はアメリカにあこがれたロジャー少年が、アメリカを皮肉るという、ジャケット同様、、アイロニー、ひねりの利いた内容です。ロジャー・ホジソンのハイトーン・ボイスと眼鏡男のクラリネットがいい感じです。

                      ~アメリカの朝食は~

 By Roger Hodgson

僕のガールフレンドを見てくれよ
僕のたったひとりのガールフレンドだけど
ガールフレンドたって、そんなに大したことはないけどね
でも高望みはできないからね

ジャンボ機に乗って、大西洋を渡るのさ
アメリカを見てみたいな
カリフォルニアの女の子たちに会いたいな
いつか実現できるといいんだけどね
でも僕ができることなんかしれたもの

朝食にニシンの燻製を食べたいな
ねえママ、お願いママ
テキサスでもみんな食べてるって
だってみんなが百万長者だからね

僕は勝者であり犯罪者でもある
僕のサインが欲しいかい
僕は敗者、冗談だけど
君に冗談を吹っかけているだけさ
そんなことしかやることがないからね

僕のガールフレンドを見てくれよ
僕のたったひとりのガールフレンドだけど
ガールフレンドたって、そんなに大したことはないけどね
でも高望みはできないからね

(NO49)

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2008年9月27日 (土)

アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ(I Can See Clearly Now)                 ー ジミー・クリフ -

【解説】キムタクのドラマ『エンジン』のエンディング曲にもなっていた。『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と並ぶレゲエで全米一位を記録した名曲。ジミー・クリフの歌だが、オリジナルはジョニー・ナッシュで72年全米1位を記録している。

                        ~雨上がりの青空~

                                                                By Johnny Nash

雨はあがったと俺にははっきりわかるぜ

俺の行く手を遮るものはすべてお見通しだぜ

俺を憂鬱にさせてきた暗い雲は行っちまった

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

 

オーそうだよ、やったぜ、今や苦しみはなくなった

いやな気持ちはすべて消えちまった

ほら、ずっと待ち焦がれてきた待望の虹が出てるよ

明るい、明るい、明るい、明るい太陽の光に溢れた晴れた日になりそうだ

 

あたりを見回してみな、青空以外に何もないぜ

真っ直ぐ前を見てみな、青空以外に何もないぜ

(NO.46)

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2008年8月30日 (土)

天国への階段(Stairway To Heaven)      - レッド・ツェッペリン(LED ZEPPELIN) -

【解説】オリンピック閉会式にあのジミー・ペイジが出演。そしてあの「胸いっぱいの愛を(Whole Lotta Love)」を演奏。ただしボーカルはロバート・プラントではなく、レオナ・ルイスというペイジからすると孫娘くらいにあたる若いロンドン娘。ペイジもイギリスでは、国民栄誉的ロッカーなんだ。

ツェッペリンを後追いでしか聴いた事のない私が、最初に聴いた曲がこの「天国への階段」だった。ちょうど高校の音楽の授業にグループで楽器演奏する課題があって、アコースティック・ギターでソロの部分も含めて完コピーしたやつがいて、初めて曲名を知ったのだった。そいつの紹介でさっそくLPを買ってA面は擦り切れるほど聴いたが、B面はほとんど聴かなかったな。(最初のアルペジオくらいはギターで弾けるようになって満足していたな)

ツェッペリンというより、ロック史上に残る名曲である。曲は美しいアコースティック・ギターのアルペジオとメランコリーな調べを奏でるリコーダーで始まる導入部部分。エレクトリック12弦ギターに変わる第二部、そしてジャジャ・ジャンというファンファーレのようなギターをかき鳴らして、あのギターソロが始まる第三部。ギターソロの後は、プラントのボーカルは一転して高音のシャウトに変わる。最後に一旦静かになり、プラントのゆっくりした一節で終わる。まさに静から動、そして最後に静へ戻る。曲の構成も素晴らしいものがある。

さて歌詞は、難解だ。ツェッペリンは黒魔術に関係しているとかいう噂もあり、レコードを逆回転させると悪魔崇拝のメッセージが聴こえるという風説もあった。

「すべての物を黄金に変える錬金術に長けた女がいて、天国へ行く階段を買おうとしている」 その女に習って、錬金術でお金を手にし、天国への階段を買おうとしている人(金のために魂を売るような拝金主義者)に対して警鐘を鳴らしているのだ。「お金で天国の階段なんか手に入らないんだ。風に掛けられた階段さ。冷静に考えればわかるはずさ。まだ引き返す時間はたっぷりあるよ。万物は、死ねばただの石ころになるだけさ、転がらない石にね。」と勝手に解釈した。でも当の本人のプラントは「歌詞に深い意味はない、成り行きでできた曲さ」と答えたらしい。

                                                by Jimmy Page and Robert Plant

この世で光るものはすべて黄金だと信じているひとりの女がいる

そして彼女は天国へ行ける階段を買おうとしている

彼女は天国への階段を売っている店に着いたとき

もし店が閉まっていても、一声掛ければ

求めるものが手に入れられることを、彼女はわかっているんだ

そして彼女は天国へ行ける階段を買おうとしている

店屋の壁に標示板があっても、彼女は店の人に確かめようとするんだ

なぜなら、時には言葉というのは2つの意味を含んでいるからね

 

小川のほとりの一本の木に、時々美しい声で鳴く一羽の小鳥がいる

私たちの頭の中は、不安だらけである

オー、私を惑わせる

オー、私を惑わせる

 

私が西の方角を見たとき、ある感情が湧き起こった

私の精神は、私から離れようともがいている

私の頭の中に、木々の間から煙の輪が立ち上がる光景を、以前どこかで

見たことがあったような記憶がよみがえった

そして、それを立ったまま眺めている人々の声が耳に蘇る

 

オー、私を惑わせる

オー、私を惑わせる

笛吹きの囁く声が聞こえる

もし私たちがみんな、すぐにでもその調べの演奏を笛吹きに要求すれば

笛吹きはその調べを奏で、私たちを理性の悟りへと導くであろう

そして長い間立ち続けている人のために、夜が明け新しい一日が訪れるだろう

そして森の中は笑い声で反響する

 

もし君の生垣に、ガサガサと物音がしても

今は驚かないでいいよ

それはメイ・クイーンのために春の掃除をしているだけなんだ

そう、君には引き返せる2通りの道があるんだ

でも結局は、まだ君の選ぶ道を変える時間は充分にあるさ

そうさ私を惑わせる

 

君の頭の中はブンブン音がして、鳴り止まない

もし君が知らないといけないので言っておくが

それは笛吹きが君を仲間に入れようと、誘っているささやき声なんだ

ねえ彼女、君には風の吹く音が聞こえないかい

君もわかっただろ、君の天国への階段はざわざわと音をたてる風に掛けられて

いるんだ

私たちが曲がりくねった道を降りてくると、影は魂よりより高くなる

そこにみんなが知っているあの女が歩いているよ

彼女はなんでも磨いて白光りにする

そしてすべてのものを黄金に変える方法を教えようとする

もし君が注意深く耳を澄ませば、その笛の調べは君にも聞こえるだろう

すべてがひとつになって、そしてひとつがすべてになったとき

1つの石になるんだ、転がらない石に

 

そして彼女は天国へ行ける階段を買おうとしている

(NO.38)

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2008年8月23日 (土)

青い影(Whiter Shade Of Pale)       プロコル・ハルム(Procol Harum)

【解説】この壮重な雰囲気の名曲は、イギリスのロックバンド、プロコル・ハルムの作品で1967年にUKシングルチャート7位、全米で5位を記録している。ジョー・コッカー、サラ・ブライトンマン他、世界中で数々のシンガーにもカバーされ、まさに時代を超えた名曲である。日本でも洋楽にまったく興味のない人でも、あのイントロを聴けば解るはず、そうダンスホールのチーク・タイムに流れていたあの曲です。これ1曲での印税も巨額になるはずで、バンド・メンバーで共作者のマシュー・フィッシャーとゲイリー・ブレッカー、作詞家のキース・リードの間で著作権をめぐる裁判が続いたとか。イントロのハモンド・オルガンによる壮重な曲想は、バッハのカンタータ140番「Sleepers Awake」からインスパイアされたと言われている。プロコル・ハルムはマシュー・フィッシャーがオルガン、とゲイリー・ブレッカーはピアノとボーカル、キース・リードは専属詩人というメンバーである。

さて専属詩人キース・リードが書いた詩だけに、ギリシャ神話用語がでてきて難解だが、よく読むと内容は実につまらない。「青い影」とは船で一緒に飲んでいた彼女が、酔っ払って顔面蒼白になった様のこと。男は酔った女をものにしようと逃げる女を追いかけ、「君は人魚さ」って口説く。訳の解らない理屈を説く、「ケツが前についてるなら、汚いものもクリーンなんだ」(なんのこっちゃ)。やがて男は女をものにし、潜水艦のようにベッドへもぐりこむ。

~顔面蒼白の女を口説く方法~           By Keith Reid

俺は軽めのファンダンゴを踊って飛び跳ねていたら

カートにぶつかってフロアの向こう側へ押しやってしまった

ちょっとした船酔いのような気分だぜ

でも見てるやつらは、もっと踊れと俺をはやし立てる

部屋の中は騒がしくなってきた

天井がどこかへ飛んでいきそうだぜ

俺たちがもう一杯って大声で注文すると

ウェイターはトレイを持って来たぜ

 

そうなんだ、えらく遅い時間だったんだが

粉屋の親父が長話を始めたせいだよ

彼女の顔は、最初幽霊のようだったんだが

みるみる蒼白い影のような色になっちまったんだ

 

彼女は言った「理由なんかないわ、真実は火を見るように明らかよ」

でも俺はトランプ遊びに興じていたが、カードの手を止め

席を立とうとしていた彼女を引き止めたんだ

彼女を※16人のヴェスタルの処女の中の1人のようにさせるわけにいかないからね

ヴェスタの処女たちは海岸へ帰ってしまうんだ

そして俺の目は見開いているのに、眠っている状態だったのかもしれないね

※ヴェスタルに仕え祭壇の聖火を守った処女の1人(非常に貞淑な女の例え)

そうなんだ、えらく遅い時間だったんだが

粉屋の親父が長話を始めたせいだよ

彼女の顔は、最初幽霊のようだったんだが

みるみる蒼白い影のような色になっちまったんだ

 

彼女は言った「私は上陸休暇をもらって家に帰っているの」

でも実際は俺たちは海の上にいるんだぜ

だから俺は彼女を姿見のそばに連れて行って

そして海にいることを無理やり納得させたんだ

俺は言った「君は人魚に違いないよ、

そいつはネプチューンを背中に乗せて誘い出したんだ」

でも彼女は俺を見て悲しげな微笑みを浮かべたんだ

だからすぐに俺の怒りは収まったんだ

 

もし音楽が愛の糧であるのなら

笑いは愛の女王様さ

そして同じように、もし尻が体の前についているというなら

本当は汚いものが、綺麗だってことになるさ

そのとき、俺の口は段ポールのようになって、俺の頭の中を真っ直ぐに貫通し

するっと突き出したようだった

だから俺たちは、潜水艦が急速潜行するように

ベッドに直行し、海の底で愛の攻撃を開始したんだ

(NO.37)

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2008年8月22日 (金)

想い出のフォトグラフ(Photograph)    - リンゴ・スター(Ringo Star) -

                      ~1枚の写真~

                   By Ringo Star &George Harrison

お前の顔を見るたびに、あの懐かしい場所を想い出すよ

昔2人でよく行ったものだね

でも俺の手元に残ったのは、1枚の写真だったけど

そして俺にはわかっているさ、お前はもう二度と戻って来ないことを

 

俺はお前にプロポーズしようと思っていんだ

ちょうどお前が出て行った日にね

でもそれもできやしない

お前が再びここで暮らすために帰ってこなきゃね

 

ここの生活には慣れやしないよ

俺の心が傷ついている間は、俺の涙はお前のせいさ

俺はお前とここで暮らしたい、そして抱きしめたい

時が過ぎるにつれて、俺たちが年老いて、白髪になっても

今やお前なしで生きていけるとお前は思っているのか

でもそんなことは、おれが望んでることじゃないよ

【解説】ビートルズのメンバーの中では、コンポーザー、シンガーとしての才能はほとんどゼロに近いリンゴ・スターですが73年に発表した唯一評価できるアルバム『RINGO』のなかの1曲です。全米NO1にもあがりました。ジョージ・ハリスンも共作者として名を連ねています。リンゴのアールスターズ・バンドのエンヂィングの定番だそうです。歌詞の内容は手元に残った1枚の写真を見ながら後悔と悲嘆に暮れる俺。そういえば、昔のアイドル、三木聖子の歌で「3枚の写真」というのがありましたね。(NO.36)

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