夏に聴きたい曲(サマー・ミュージック)

2009年8月15日 (土)

クール・ナイト(COOL NIGHT) ポール・デイヴィス(Paul Daves)

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【解説】AOR系のシンガー・ソングライター、ポール・デイヴィスの81年のアルバム『クール・ナイト』からタイトル・ソング。
歌詞に”SUMMER”という単語が出てきて、ジャケット写真から勝手に夏をイメージしているだけかもしれないが、暑い熱帯夜に聴けば、少しはクールな夜になるかも。
日本盤で差し替えられた夏の夕暮れのジャケット写真は、曲の雰囲気に合っている。
愛の冷めてしまったふたりが、愛し合っていた昔を思い出すというベタな内容。




                ~冷めた夜~

                                                By Paul Davis

時々僕は考えてしまうんだ
どうしてすべての花は枯れてしまう運命なんだろうかと
僕は君と二人っきりの夢を見る
毎年、夏は訪れ、そして去ってゆく
そしてあの夜は、ずいぶん昔のことのように思えるね

今夜はこっちへおいで
こっちへおいで
クールな夜になりそうだね
暖炉の火のそばで君を抱きしめさせてくれ
もし君にそんな気がないなら、出て行ってもいいよ
おうー、クールな夜がまたやって来る
楽しかった暮らしの思い出
あのころ、愛は冷めてなかったんだね

おう、昔のことは話したくないよ
あのころは愛が永遠に続くはずだったなんて
君は過去に抗う必要はないんだよ

今夜はこっちへおいで
こっちへおいで
クールな夜になりそうだね
暖炉の火のそばで君を抱きしめさせてくれ
もし君にそんな気がないなら、出て行ってもいいよ
おうー、クールな夜がまたやって来る
楽しかった暮らしの思い出
あのころ、愛は冷めてなかったんだね
(NO.123)

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2009年8月 6日 (木)

ラ・イスラ・ボニータ~美しい島~(La Isla Bonita) マドンナ

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【解説】ラテン系のトロピカルムード満点のこの曲、マドンナの『ツゥルー・ブルー』(1987年)から「ラ・イスラ・ボニータ」
「ラ・イスラ・ボニータ」とはスペイン語で美しい島のこと。歌詞にでてくるサン・ペドロとは、中米のユカタン半島の付け根の部分に位置する国ベリーズのカリブ海に浮かぶ珊瑚礁でできた島の都市の名前である。サウンドはスパニッシュ・ギター、マラカス、パーカッションといいエキゾチック風味満載である。
さて歌詞はカリブ海に浮かぶ美しい島とそこに暮らす平和な自由な人々に憧れる、幻想的な詞である。
この曲はパトリック・レオナルドとブルース・ガイシュによって書かれ、当初マイケル・ジャクソンの『バッド』の1曲になるところだったが、マイケルはそれを断ったらしい。
それをレオナルドがマドンナと書き直して出来上がったのが、「ラ・イスラ・ボニータ」である。

              ~カリブに浮かぶ島に憧れて~

昨夜私はサン・ペドロの夢を見た
私はそこに一度も行ったことがないのに
それは歌の中で知っていたのよ
砂漠のような乾いた目をした一人の若い娘がいたわ
それはすべて昨日のようで、そんな昔のことじゃないわ

熱帯の島特有の風がそよぐ
すべてが自然のまま、野生的で自由気ままな土地
これこそ私が憧れていた場所よ
美しい島
そしてサンバが始まったときには
太陽は高く上っているだろう
私の耳に響き渡り、私の目を刺激する
あなたが歌うスペインの子守唄

私はサン・ペドロと恋に落ちた
暖かい風は海からここに運ばれてきた、彼は私に呼びかける
愛してると
そんな日々が続くように私は祈るけど
日々はあっという間に過ぎてしまった

熱帯の島特有の風がそよぐ
すべてが自然のまま、野生的で自由気ままな土地
これこそ私が憧れていた場所よ
美しい島
そしてサンバが始まったときには
太陽は高く上っているだろう
私の耳に響き渡り、私の目を刺激する
あなたが歌うスペインの子守唄

太陽が空を焦がすようなこの場所に住みたい
シエスタの時間になれば、家路を求め人は通り過ぎてゆく
安らかな美しい顔、この世に心配事など無い
この土地では一人の少女はただ一人の少年を愛し
そして一人の少年はただ一人の少女を愛する

熱帯の島特有の風がそよぐ
すべてが自然のまま、野生的で自由気ままな土地
これこそ私が憧れていた場所よ
美しい島
そしてサンバが始まったときには
太陽は高く上っているだろう
私の耳に響き渡り、私の目を刺激する
あなたが歌うスペインの子守唄

(NO.122)

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2009年8月 3日 (月)

The Night Music(ナイト・ミュージック)                 セシリオ&カポノ(Cecilio & Kapano)

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【解説】
ハワイといえば、カラパナの他にセシリオ&カポノが有名だ。ジャケットが夏らしい『ナイト・ミュージック』からタイトル・ソングを紹介。でもジャケット写真の横向きのシルエットは麻原彰晃そっくりだ。
そういえば、3年前に渋谷のライブ・ハウスへ見に行ったことがある。容姿はインディアン系とハワイ系で麻原彰晃とは全然違っていた。
演奏のほうはオリジナル・ソングより「青い目のジュディー」、「ダニーの歌」「ワィ・アー・オール・アローン」とかのカバー・ソングが鮮明に記憶の残っている。

            ナイト・ミュージックで踊ろう

By Dave Elington

真夜中でも太陽が昇っているような国
そんな国で暮らしている人のように
君が生活しているとしたら
一日中眠り込んで
夜が来るまで時間が経つのを待つだろう
夜になれば、夕闇は彼女をもう一度君の部屋へ連れてくる
かけるレコードはないけれど
音楽に合わせて踊りを始めるのさ
その音楽とは

ナイト・ミュージック
配水口に渦を巻いて流れ込む雨水と一緒に
君は落ちていくのさ
そしてナイト・ミュージックに溺れ始めるまで
君をバラバラにしてしまうだろう
ナイト・ミュージック

ずっと一人で生活してるのさ
君が帽子を輪の中に投げ入れてから
何年も経ったけれど
そして踊っている人は誰もいない
それは夢の一部なのかと尋ねる者もいない
毎晩椅子に座わり
空気中の煙のように
君は漂っている
そして周りを壁で取り囲まれると
君は音楽に合わせて動き始めるのさ
その音楽は

ナイト・ミュージック
配水口に渦を巻いて流れ込む雨水と一緒に
君は落ちていくのさ
そしてナイト・ミュージックに溺れ始めるまで
君をバラバラにしてしまうだろう
ナイト・ミュージック

(NO.121)

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2009年7月31日 (金)

愛しのジュリエット(JULIETTE) カラパナ(Kalapana)

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夏はハワイ、ハワイはカラパナ。
カラパナの2枚目に入っている曲で「愛しのジュリエット」。
世にジュリエットという名のつく名曲は多いが、これもそのひとつです。
カラパナのオリジナル・メンバーのひとり、マッキー・フェアリーの歌です。

愛しのジュリエット

                          By Mackey Feary

ジュリエット
僕の耳元で囁くように歌を聞かせておくれ
ジュリエット
君は僕にとって掛け替えのない人だ
ジュリエット
君を探して彷徨い歩くのはもう終わりにしよう
ジュリエット
君は僕が話し掛けても、耳を傾けてくれない
ジュリエット
君はまるでロボットのようだね
ジュリエット
でも君の歌は僕を完全に虜にしてしまうのさ

僕を自由にしてくれよ
自由に空を飛びたいんだ
君の声を聞けば新しい翼が生えるんだ
飛び立つための翼だよ、バイバイ

君は僕におかしなことをやってくれるね
それが彼女が僕にできる唯一のことだったのさ
時々僕たちは疎遠になることがある
ジュリエット
君を半田付けにして縛りつけようか
ジュリエット
僕は決して断りはしないよ
オー、ジュリエット
ジュリエット
ジュリエット
ジュリエット

(NO.120)

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2009年7月26日 (日)

魅惑のマルガリータヴィル(MARGARITAVILE) ジミー・バフェット(Jimmy Buffet)

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夏に合うトロピカル・ムード満点の曲。ジミー・バフェットの「魅惑のマルガリータヴィル」。
1977年に全米8位になったが、日本ではほとんど知られていない。
マルガリータとはテキーラにレモンまたはライムの果汁を加えたアルコール飲料である。
爽やかなカクテルのように、歌詞の内容も爽やかだと思いきや、よくある失恋ソングでした。歌詞は、暗示的な表現が多く難解。
"My lost shaker of salt"とは逃げられた女のことなのか。「空き缶のプル・トップを踏んづけてかかとを切った」とか、ただの酔っ払いの話なのか。女が悪いと人は言うが、自分のせいだと自分を責める俺。
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   自分を責める酔っ払い男

                                  By Jimmy Buffet

俺はスポンジ・ケーキをかじりながら
ギラギラ焼けついた太陽を見ている
観光客はみんな日焼けオイルを塗ってるんだろ
俺はスイング・バンドの先頭でギターをかき鳴らしている
エビの匂いがするぜ
コックが料理を始めたんだな

またマルガリータ中毒でおかしくなっちまったぜ
失くしてしまった塩のシェイカーを探してるんだ
女が悪いんだと人は言うが
でも俺はわかってるさ
誰のせいでもないってことを

理由はわかんないかい?
1年中、ここで暮らすって理由が
出来上がったばかりの刺青の他には
何も見せるものはないさ
でもそいつは綺麗だぜ
メキシコ人のかわい子ちゃんだぜ
どうして手に入れたかって
俺にもわからないんだ

またマルガリータ中毒でおかしくなっちまったぜ
失くしてしまった塩のシェイカーを探してるんだ
女が悪いんだと人は言うが
でも今思うと、俺のせいでいいやって

ビーチサンダルで転んでしまったぜ
プルトップの缶を踏んじまったんだ
かかとを切って
家に帰るために船を出すはめになっちまったんだ
でもミキサーの中には魅惑のアルコールがあり
凍ったカクテルを作って飲めば、やがて回復すると

またマルガリータ中毒でおかしくなっちまったぜ
失くしてしまった塩のシェイカーを探してるんだ
女が悪いんだと人は言うが
でも俺はわかってるさ、俺自身のせいだってことが
女が悪いんだと人は言うが
でも俺はわかってるさ、俺自身のせいだってことが

(NO.119)

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2009年7月19日 (日)

恋は幻(Get it up for love) ネッド・ドヒニー(Ned Doheny)

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【解説】毎年、夏になると開きたくなるアルバムが、ネッド・ドヒニーの『ハード・キャンディー』だ。何しろカリフォルニアの太陽の下でシャワーを浴びるこのジャケットがいい。
もちろんミュージックもだ。アコギの跳ねるようなカッティングがいい。爽やかなだけのウェスト・コーストでもなく、耳障りがいいだけのAORでもない、ジャズ、R&B、ソウルの味付けのあるナイス・ミュージックである。
歌詞は恋の悩みに揺れ動く若者の心情を歌ったもの。
拙者の空耳では'Give it up,give it up for love'は「ギリル、ギリル、プローン」と聞こえていた。辞書を引くと、Give it up=(俗語)勃起するとなっていた。余りにも直接的な表現なので変えた。

恋は幻
                  BY Ned Doheny

そいつは微妙な状況だよ
結果がどうなるか予測するのは難しいんだ
君がその謎を解ければ、魂を救い出すことができるだろうけど
川の流れが凍りつくまで恋の幻影を追いかけるしかないんだ

ヘイ、ベイブ
気張れよ、恋のために準備はいいかい

どんな人にも憧れというものは存在する
恋の心の痛みがいつ治まるかは誰もわからない
恐れをなして逃げ出すこともできるし
とどまって戦うことも出来る
デモの列に加わってシュプレヒコールをあげることもできる
「そいつは正しくない」ってね

ヘイ、ベイブ
気張れよ、恋のために準備はいいかい

微笑みにごまかされ
流れ星がもうひとつ、道端に落ちて粉々に砕け散る
恋に落ちたら最後、その時自分が何を考えていたか
わかる人はめったにいないんだ

そいつは微妙な状況だよ
その葛藤がどういう場面で終るのか
神のみぞ知るっていうことさ
永遠に時間がかかろうとも
ベイブ、燃え尽きるまでたっぷり時間はあるさ
どんな形勢になろうと僕は君を見捨てはしないよ

(NO.118)

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2009年7月10日 (金)

ユア・サマー・ドリーム(Your Summer Dream)    ビーチ・ボーイズ(Beach Boys)

【解説】夏といえばビーチ・ボーイズ。まずは『サーファー・ガール』の中から、知る人ぞ知る極上のバラード、「ユア・サマー・ドリーム」。ブライアン・ウィルソンとボブ・ノーバーグとの共作。ブライアン・ウィルソンの多重録音でビーチ・ボーイズの他のメンバーは参加してないという。

               ~夏の日の夢~

                                 by Brian Wilson & Bob Norberg

君の車で海辺までドライヴするんだ
君はその間じゅう計画を企てる
彼女の手をとり一緒に散歩をするのさ
君の夏の夢を実現させるんだ

暖かい潮風の香り
光を反射してきらめく波を見てる
浜辺に立ち止まり彼女のために可愛らしい貝殻を探す
君の夏の夢を実現させるんだ

ほらあそこにもう一組のカップルが見えるだろう
彼らにとっては日常のことなのさ
やがて君は気づくのさ、そのタイミングを逸してしまったってことを
ほら太陽はほとんど沈んでしまったよ

今や陽は沈み、君は一人ぼっち
君は彼女の目にひとすじの光を見るのさ
君の愛を表現するために、その時は訪れたのさ
君の夏の夢を実現させるんだ

君の夏の夢を実現させるんだ
君の夏の夢を実現させるんだ

(NO.117)

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2008年8月 6日 (水)

ロスト・イン・ラヴ(Lost In Love)             -エア・サプライ -

                               ~愛に迷って~

僕は悟ったんだ、愛で一番大切なことは目で感じ合うことさ

君はそんな事にはお構いなしさ

でも僕には無視することができないよ

お互いの愛を信じるには、このことは大事だよ

 

だから君の気持ちを変えてあげるよ、君ができると思うならね

星に手が届くように、君に指針を示してあげるよ

よく考えたんだが、僕には引っぱってくれるような人が必要なんだ

 

君は僕を騙すようなことはできないよね

僕は君をずっと愛してきたよ、永すぎるくらいだけどね

僕たち2人は気軽に始まったんだが、君はこのまま続けたいんだろ

 

愛に迷ってしまって、どうしたらいいのかわからないよ

ずっとそのことばかり考えているとね

現実離れなことを考えていたが、でも自分の足で戻るよ

そして君が望むような男になるよ

 

だから君の気持ちを変えてあげるよ、君ができると思うならね

星に手が届くように、君に指針を示してあげるよ

よく考えたんだが、僕には引っぱってくれるような人が必要なんだ

 

君は僕を騙すようなことはできないよね

僕は君をずっと愛してきたよ、永すぎるくらいだけどね

僕たち2人は気軽に始まったんだが、君はこのまま続けたいんだろ

 

愛に迷ってしまって、どうしたらいいのかわからないよ

ずっとそのことばかり考えているとね

現実離れなことを考えていたが、でも自分の足で戻るよ

そして君が望むような男になるよ

 

今、僕は愛の迷路で道に迷ってしまった

愛に迷ってしまった.........

【解説】AOR華やかなりし80年代初頭の1曲。ウィンド・サーフィンのジャケット写真が夏や海をイメージさせているが、彼らがサマーソングを歌っているわけではない。でも彼らの爽やかなハイトーン・ボイス、ハーモニーは、夏の暑さを解消させる清涼効果バツグンです。「ロスト・イン・ラヴ」は、80年に全米3位、ACでNO1を獲得しています。80年はクリストファ-・クロスがグラミー賞に輝いたデヴュー作が出た年でした。そのころAORにはまっていた私はAORのシングル盤を集めていました。エア・サプライなどは確かにアルバムで聴くと、どの曲も同じように聞こえてきて、飽きてしまいますね。清涼飲料水は1本目に限り、2本目からは満足感が半減するということですかね。

歌詞の内容は、永い恋愛から抜け出せず、前途に悩む若者の真情を表しています。(NO.33)

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2008年8月 4日 (月)

オン・ザ・ビーチ(On The Beach) - クリス・レア(Chris Rea) -

                           ~想い出の渚~

                                                                      By Chris Rea

愛しさで見つめ合って、君の名前を呼んだね

監視塔の裏までよく出かけたものだね

夏の風が吹いてくると、そこにはあのメロディーが流れていたね

俺の知っているあの場所へ連れて行ってくれよ

あのビーチへ降りてね

 

あの夏の秘密は俺の心の中にしまっているさ

時間という砂は、想い出をミステリーに変えてしまうだろう

誰もいない、君と僕2人きりさ

月明かりの空の下さ

俺の知っているあの場所へ連れて行ってくれよ

あのビーチさ

 

俺のハートは永遠に夢の中さ

この甘い想い出にしがみついているのさ

昼は夜を待ち焦がれ奇妙な感じさ

そして夜は、2人炎のように燃え上がったね

俺の知っているあの場所へ連れってくれよ

【解説】英国出身のSSWで、78年デヴュー。この「On The Beach」や全米12位までのぼった「Fool(If you think It's over)」で知れれている。西海岸風の爽やかなハーモニー、泣きメロではなく、しわがれた声、スラードギターやパーカッションに乗った地味目な渋いメロディ。クリスマスのシーズンでは、「Driving Home For Christmas」がお勧めです。

歌詞の内容は、2人燃え上がった夏のビーチで恋を懐かしみ、想い出の場所へ帰りたいという内容です。(No.32)

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2008年7月27日 (日)

キー・ラーゴ(KEY LARGO)  -バーティー・ヒギンズー

                         ~君の瞳に乾杯~

                                                                       By Bertie Higgins

体を温めようとして必死になって、お互いに抱き合っていたね

2人とって初めての冬の寒い日だった

お互いの腕枕で横になりながら

恋の深みに落ちていくこの古い映画を見ていたね

ハニー、僕は主演男優で、そして君は私のヒロイン役だった

 

僕たちはすべて演じきったよ

古い古いレイトショーに出演しているボガードとバコールのようにね

2人でキー・ラーゴへ渡ったんだ

『君の瞳に乾杯!』

僕たちが築いてきたことは失ったけれど

僕たち2人はもう一度取り戻せるさ、そうさ

キー・ラーゴで2人が演じたようにね

 

ハニー、君は覚えていないかい?

僕らはすべてのパートを演じきったね

君が僕に胸のうちを打ち明けたときの

あれは告白の甘いシーンだったね

どうか言って欲しいんだ、もう一度演じてくれと

あれからずっと君を愛しているんだからね

ベービー、これで終わりなんかじゃないよ

【解説】夏はトロピカルな甘い曲がお勧め。郷ひろみがカバーした『カサブランカ』で有名になった、バーティー・ヒギンズのAORな1曲です。82年全米8位にまでのぼりましたが、逆に『カサブランカ』は、ご当地ではそれほどヒットしなかったそうです。(日本ではシングル盤『カサブランカ』のB面でした。叙情派POPS好きの日本人の趣味がわかります。

「キー・ラーゴ」とはフロリダ沖に浮かぶ小さな島で、この曲のモチーフにもなったハンフリー・ボガード主演の映画名でもあります。ヒロイン役は、ボガートの実際の妻ローレン・バコールだそうだ。

昔の恋人と一緒に見た映画を想い出し、主演の2人に同化してしまい恋人と縁りを戻したいと考える主人公。ほとんど『カサブランカ』も同じパターンです。歌詞のなかに「Here's Lookin' at you kid」(君の瞳に乾杯)という映画『カサブランカ』の名セリフがでてきます。 80年代前半、カフェバーあたりで女の口説き文句に使われたものでした。

この曲の入っている『Just Another Day In Paradise』には、「カサブランカ」、「キー・ラーゴ」の他にも、アルバムタイトル曲や「キャンドル・ダンサー」という素敵な曲があり、アルバムを通してトロピカルなムードに包まれています。

(NO.28)

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