ギターがカッコいい名曲

2010年5月 7日 (金)

エヴリ・ウーマン(Every Woman)                 デイヴ・メイスン(Dave Mason)

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【解説】デイヴ・メイスンの紙ジャケ盤が再発されたので、デイヴ・メイスンの曲を1曲。
「エヴリ・ウーマン」でアルバム『忘れえぬ人(It's Like You Never Left) 』の中の1曲であり、その後に発表した『デイブ・メイスン』の中でアレンジを変えてセルフカバー、ライヴアルバム『ライヴ~情念』でも選曲されている、お気に入りの曲だろう。
『忘れえぬ人(It's Like You Never Left) 』は、アコースティックな名曲ぞろいの名盤である。

          すべての女

僕を誤解しないでおくれ
僕が君に冷たくしてきたことは分かっているけど
僕には君が必要なことがわかるかい
僕たちは遠く離れ離れかもしれないけど
心の中では僕たちは近くにいるよ
僕の体は君を求めてうずくんだ

君は僕にとって世界ですべての女だ
そして僕が巡るすべての季節さ
君は僕にとって世界ですべての女だ
特に君に恋をしているときは

流れる涙の粒のように
君は僕の憂鬱な気分を拭い去ってくれる
蜂蜜のように君はほろ苦さを味わせる
君は一人の子どもであり、一人の少女、一人の女性さ
君は僕が選んだすべてさ
だから君のためにこの歌を歌うのさ
だから君のためにこの歌を歌うのさ

(NO.140)

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2009年10月 4日 (日)

ロング・トレイン・ランニング(Long Train Runnin')    ドゥービー・ブラザース( The Boobie Brothers)

【解説】
マイケル・マクドナルドの加入後、ソウルフルなロックを展開させシティポップ、AOR系のサウンドに変化していったドゥービー・ブラザースであるが、トム・ジョンストンのいた頃の泥臭い南部系サウンドも捨てがたい。
時おり、ギターのカッティングのかっこいいドゥービーの名曲「ロング・トレイン・ランニング」が聴きたくなる時がある。
さて歌詞は、
~連結貨物が長く連なる機関車を、よく眺めていたお前。
愛を失ったお前は、それからいなくなってしまった。
お前は今どこにいるんだろう。
お前がいなくなっても、俺は生活のために、機関車のように
冷たく硬いレールの上を毎日走る続けなければならない。~







          
機関車とお前

                                         by Tom Johnston

ここから半マイルほど先
そこの角を曲がったあたりさ
お前は古い機関車が走っていくのを眺めてる
そしてそいつが見えなくなっちまうまで見守っている
愛を失ったままの姿で

今お前はどこにいるんだろう
愛を失ったまま
俺はルーシーに会ったよ
その線路のあたりでね
ルーシーは家も家族も失くしたって
そうルーシーはもう帰ってこないだろうね
愛を失ってしまったから
今お前はどこにいるんだろう
愛を失って

イリノイ セントラル
サザンセントラル貨物
ママ、急いでくれよ
列車は遅れているんだ
愛を失い
今お前はどこにいるんだろう
愛を失い

機関車のピストンは激しく動き続ける
車輪は何度も何度も回転する
鉄のレールは冷たく硬い
そのレールの上を機関車は
何マイルも走る続けるのさ
愛をなくして
今お前はどこにいるんだろ
愛をなくして
今お前はどこにいるんだろうう

(NO.131)

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2008年11月 6日 (木)

メシアが再び(The Messiah will come again)    ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)

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【解説】「悲しきサルタン」の歌詞の中に、 「ギターのジョージは鳴きのギターが嫌いだ」というのがありましたが、このロイ・ブキャナンの「メシアが再び」は、フェンダー・テレキャスターでまさに究極の鳴きのギターを聞かせてくれます。レコードではメロディーのあるボーカルでなく、語りが入っています。旧約聖書の中にでてくるような歌詞です。

                       ~メシアは再びやってくる~

               By Roy Buchanan

そこにある町があった

誰も知らない小さな町だった、人々はその町を世界とよんだ

ある日、一人のよそ者が現れるまでは

寂しい、寂しい小さな町だった

その男の来訪に町の人々は喜んだ

そしてこの悲しい小さな町は再び幸せになった

しかし人々の心には何か疑惑があったのだ

人々はその男を信用しなくなった、だからその男を馬鹿にした

やがてそのよそ者はその町を逃げ出したのだ

そしてその小さな町はもとの悲しい町に戻った

今日は昨日よりもっと悲しくなった

私は訪れるべきでないたくさんの場所を歩いた

でも私にはわかっている、メシアが

メシアが再びやって来るってってことを

(NO.58)

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2008年11月 2日 (日)

悲しきサルタン(Sultans of Swing) ダイアー・スツレイツ

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【解説】78年に発表されたデヴューアルバムのタイトル曲で世界的ヒット曲。79年に全英で8位、全米ビルボードで4位にまで上る。78~79年といえば、ディスコやパンクが全盛期だった頃。ストラトキャスター特有のソリッドな音色で、ボブ・ディラン並の単調で抑揚のない節回しで渋いボーカルを聴かすマーク・ノップラーはカッコよかった。当時から頭が薄くてヘアバンドをしていて、それがトレードマークだったり。邦題は「悲しきサルタン」というが、何が悲しいのかは意味不明。歌詞は、サルタンズというジャズバンドのライヴを日記風に語ったもの。ダイアー・スツレイツはマーク・ノップラーのワンマンバンドで、『Brothers In Arms』で全盛期を迎えるが、自分もアルバムについていくのそれが最後だった。

                   ~ライヴ・ハウス見聞録~ 

                                                  By Mark Knopfler

暗闇の中で寒さで身震いするぜ

公園ではずっと雨が降り続いていやがるが

その合間に川の南岸のライヴハウスに立ち寄り

静かに聴きいっている

バンドはデキシー・ジャズの4回目の演奏をやっている

こんな音楽を聴くとほっとするぜ

 

ライヴハウスの中に入ると、そんなに観客の数はいない

雨の中、わざわざジャズを聴きに出かけるヤツもそういねえーだろう

この業界も競争が厳しく、ライヴハウスは他にも沢山あるからな

でもホーンセッションでこれだけの演奏できるバンドはそういないさ

南部に下らないと聴けねえんだ、ロンドンの南部にね

 

ギターのジョージの腕前を見たかい、やつの知らないコードはないさ

リズムを正確に刻むことに集中し

泣きのギターソロを聞かせたりボーカル付の伴奏は関心ねえのさ

そして1本の古いギターがやつの唯一の財産さ

そのギターでスポットライトを浴びて、演奏するのさ

 

それからピアノのハリー、やつは成功するかどうかなんて

そんなこと、どうでもいいいんだ

ヤツは昼間の定職を手に入れたって、それがうまくいってるんだってさ

ヤツにホンキートンクを演奏させたら最高さ

でもそいつは金曜の夜のために、大切にとっておくって

サルタンズと演るためにね、スイング界のサルタンズとね

 

そう、ガキどもの群れさ、奴らが隅っこでバカ騒ぎしてやがる

酔っぱらって、一張羅の茶色のバギーを着た厚底の靴を履いた奴らさ

奴らにとってペット演奏のバンドなんて関心ねえのさ

いわゆるロックン・ロールじゃねーからな

そしてサルタンズが登場しクローレを演ったぜ

 

そしてそれから男がマイクに歩み寄り

終演のベルが鳴ると同時に最後に挨拶をする

「ありがとう、最高の夜だったぜ、今夜はこれで終わりだ」

そして男は手短にもう一言つけ加える

「俺たちがスイング界のサルタンズさ」

(NO.56)

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